職業作家への道

自分の文章で生活できるなんて素敵。普通の会社員が全力で小説家を目指します

たまの日帰り旅行で宗吾参道へ(後編)

念願だった宗吾参道へ日帰りで行った旅行の続きです 宗吾霊堂の大本堂は神聖な雰囲気で、お坊さんらしき人が歩いていたりします お寺を一周しながら、私は宗吾御一代記館へ向かいます 宗吾御一代記館というのは、宗吾の生涯をなんと等身大人形66体で再現され…

たまの日帰り旅行で宗吾参道へ(前編)

全く知らない土地を歩くのが私は好きなのですが、そうは言っても、いきなりどの街に行けばいいのだろうという迷いが生まれます どこでもいいとはいえ、「じゃあ、適当に電車に乗って気になったところで降りよう」というような、ぶらり途中下車ほどの度胸はあ…

干渉しない人が、愛されるのか

たまには親孝行をしようと思い立ち、この前、両親を常磐ハワイアンズというところに連れて行きました この常磐ハワイアンズというところは、名前の通り、ハワイをモチーフにしたレジャー施設で、宿泊などもできます フラダンスのショーやファイヤーダンスが…

有給休暇を堪能(後編)

前回からの続きです 近くにある街中華を検索して見つけたので、そこに向かいます ママチャリ電動自転車で、何の変哲もない国道のような道を走ります ドラッグストアだったり、老人ホームだったり、コンビニエンスストアだったりと、ありきたりな道なのですが…

有給休暇を堪能(前編)

久しぶりに有給を取得して、一日休んで平日を自由に過ごすことにしました どこに行こうか色々迷った挙句、前に行ったことのあるルートをもう一度自転車でまわることにしてみました そのルートに何か特別なものがあるわけではありません かなり古いお寺があっ…

知らない土地を日帰りで歩いてみる

平日はサラリーマンをしておりますが、土日は少し時間ができるようになってきたので、少し遠いところに電車で行って散歩して帰る、ということをしてみることにしました 私の住んでいるところは、都会ではないのですが都心にも通勤圏内のようなところでありま…

父のこと(その三)

前回からの続きです いよいよ松竹庵(仮名)に入っていきます 店は広くて、きれいに内装されていました 私もほぼ無関係とはいえ、少し緊張します 接客にきてくれた若い男性の店員さんが、まさかその女性の息子さんかもしれないとか、いろいろと考えてしまい…

父のこと(その二)

前回からの続きです 久しぶりの家族旅行は、とりあえず車で近くの海に行き、新鮮な魚介類を食べて近くの観光地に寄って帰ることになりました 運転は姉がしてくれることになりました かなり久しぶりの家族旅行でしたが、特に何か感慨に浸るわけでもなく、いつ…

父のこと(その一)

私の父は少し変わった人です(ちなみにまだ生きています) 基本的には、とてつもなく無口な人なのですが、自分の趣味のことになると機関銃のように喋り始めて、飽きたらまた黙ります 特に厳しいことを言うわけでもなく、何かを強制するわけでもなく、かとい…

長旅に持って行きたいもの

コロナもそのうち収まりそうに思っていましたが、一向に収まる様子もありません むしろ、感染者数という意味では過去最高になっているということで、数年前にコロナが始まった時に誰が予想したでしょうか ただ、感染者数を数えることはあまり意味がないとい…

北陸への出張旅⑪(あとがき)

前回の記事で北陸への出張旅は完了です ここまでお読みいただいた方は、ありがとうございました 私も自分で誤字などをチェックなどしながら読んでみましたが、これを他の方々が読んで果たして面白いのだろうかという疑問は何度も湧きましたし、いまだにそう…

北陸への出張旅⑩

前回は下記になります。そして今回が最終回です towriter.hatenablog.com ホテルに戻ると全身が疲れていたものの、なぜか寝付きが悪く、しばらく眠ることができなかった。とはいえ、十分程度で眠りに落ちたのではあるが・・・ 翌日は朝食を抜いて朝からホテ…

北陸への出張旅⑨

いよいよ終わりが近づいてきております。前回はこちらです towriter.hatenablog.com ところで福井県というところは、収入は低くて貯金額は多いというデータがあるらしいので、きっと勤勉な県民性に違いない それでもここは典型的なシャッター街の地方都市で…

北陸への出張旅⑧

なんと、もう八回目なのですね。もう少しお付き合いいただければと思います。 towriter.hatenablog.com 永平寺ではずっと雨が降っていたが、福井駅に戻るとすっかり上がっていた そして僕は旅を中止して一旦はまた仕事に戻らなくてはならなかった 神をも恐れ…

北陸への出張旅⑦

前回の第六回は下記になります towriter.hatenablog.com 富山での仕事を終わらせたら、新幹線で金沢へ向かい、次はすぐ福井に行かなくてはならない 仕事を早く切り上げて金沢を少し歩いてもいいのかもしれないが、前に一度来たことがあるし、とてつもない大…

北陸への出張旅⑥

まだしばらく続きます。ちなみに前回の記事はこちらです towriter.hatenablog.com 店を出たらすぐ近くに富山ブラックラーメン屋があった これまで確かに品数は頼んでいるが、どれも小鉢サイズで量は食べていない 並サイズならいけるのではないか 僕は迷いな…

北陸への出張旅⑤

長くなってきておりますが、第五回です。前回はこちら。 towriter.hatenablog.com 路面電車に乗り、再び富山駅へ戻った まずはホテルにチェックインして部屋の様子を見ることにした 前評判どおり、悪くない快適な部屋だった だが、ぼんやりしているわけには…

北陸への出張旅④

飽きずに第四回となります。。。前回は下記です。 towriter.hatenablog.com 森邸に入ると、受付に向かって、おばさんが何かを言っている そして受付には老齢の女性がいた その話しかけている女性と、受付のおばあさんはどうも旧知の中のようで、仕事で何かト…

北陸への出張旅③

前回からの続きです。 towriter.hatenablog.com 岩瀬浜には森邸というかつて船の貿易で一世を風靡した人の邸宅があるらしい 僕はそういう古い家に目がないのだ 岩瀬浜に来たのは何か目的があったわけではない 太平洋はよく見ているが、日本海をあまり見たこ…

北陸への出張旅②

前回からの続きになります towriter.hatenablog.com 富山駅北口という駅に赤い路面電車が止まっていた だが、車内を見ると、これは明らかに普通の電車ではなさそうだった なぜなら新郎新婦並びにその親族と知人たちと思われる人たちがぎっしりその電車に乗っ…

北陸への出張旅①

いきなりの展開ではありますが、コロナもあまりに長引いて旅行も行けないので、コロナの少し前に出張へ行った時の日記があったので、ここでオープンにしてみたいと思います こんなものが誰かに求められているかは分かりませんが、私の毎日はテレワークで家で…

最高の乗り物、電動アシスト自転車

私は電動アシスト自転車を愛用しております 自転車にもバイクにも車にも乗ったことはありますが、私はお手軽さと楽さで言うと電動アシスト自転車が一番好きです そして、実は結構遠くまで行くこともできます それなりのバッテリーを積んだものを買えば、10…

コロナが終わった後の海外旅行(後編)

どこの国に行ったら、物語は生まれやすくなるかランキング・・・ なかなかこんなランキングはないと思いますが、誰の役にも立たないかもしれません いよいよ第二位です ー中南米ー 都市でも何でもなく広大な範囲です。正直に申し上げて、私は行ったことがあ…

コロナが終わった後の海外旅行(中編)

作家的感覚で、インスピレーションを創出するために良い海外旅行先はどこなのか 次は第四位です ーサマルカンドー この場所に行ったことがある方はあまりいらっしゃらないかもしれません 私は一人で行ったことがあります。本当にいいところでした 青の都と言…

コロナが終わった後の海外旅行(前編)

コロナがはじまって、もう一年が過ぎました 多くの人が我慢をしながら生活してきております ほぼ我慢をしていないという人ですら、周りが自粛しているために多くのことが抑制されたことでしょう ちなみに私は昨年の頭くらいにパスポートを更新して、しばらく…

旅行の時の装備

Go To トラベルとは言われつつも、では良い機会だからどんどん旅に出よう、とはなかなかなれない心境です 私もそういう勇気を持つことはできません 正規の料金でも構わないので、早くコロナが収まって堂々と旅行に行ける日を待ち望んでいます コロナが終わっ…

『蟻の独り言』非売品、あれから十数年後(後編)

最上川の旅、最終回です 『蟻の独り言』を携えて、私は記憶をたどりながら、まずあの公園を探しました コロナ前の2018年の話です 見たらすぐに分かりました。確かにこのベンチで寝ました。そして、この蛇口で歯磨きをしました そして、Tさんがどっちから歩い…

『蟻の独り言』非売品、あれから十数年後(中編)

前回からの続きです。公園で野宿していた私は突然話しかけられました 「君、何をしているの?昨夜はここで寝たの?」 僕は怒られるのだと思っていましたが、彼の口調は優しいものでした 「はい」 「歩きながら旅をしているんだね?」 「そうです。最上川に沿…

『蟻の独り言』非売品、あれから十数年後(前編)

もうずいぶん前、私の学生時代になるのですが、私は寝袋を持って日本を旅していました 人生最初の旅は四万十川でした。十数年以上前の話です 四万十川を上流から海まで歩くという旅をしました 飛行機と特急を乗り継いで、四万十川についた時はすでに真っ暗で…

お礼参り(後編)

私のお礼参りを三回に渡って記載する意味はあるのか、とお叱りを受けそうですが、恐れず最終回です 伊香保神社を後にして、あとはぐるぐるくねった山道に苦戦しながら榛名神社を目指します ちなみに山道の運転は苦手です。ゆっくり走れればいいのですが、や…

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