職業作家への道

自分の文章で生活できるなんて素敵。普通の会社員が全力で小説家を目指します

コロナが終わった後の海外旅行(前編)

 

 

コロナがはじまって、もう一年が過ぎました

 

多くの人が我慢をしながら生活してきております

 

ほぼ我慢をしていないという人ですら、周りが自粛しているために多くのことが抑制されたことでしょう

 

ちなみに私は昨年の頭くらいにパスポートを更新して、しばらく行けていなかった海外に行くぞ、と意気込んでいた矢先のコロナでした

 

(ちなみに外国人はコロナとは言いませんね。コーヴィッド、ナインティーン、と言っています)

 

もし、コロナが世界中で劇的に減少したら人々はまた海外に行くのでしょうか

 

もしかしたら元のようには戻らなかったりするのかな、と思ったりもします

 

やっぱりウィルスのようなものが怖い、と思う人もいるでしょう

 

アジア人が差別されているみたいだから、やめておこうとなる人もいるでしょう

 

外国よりもやっぱり近場がいい、となる人もいるかもしれません

 

人々の意識ががらりと変わり、人の動きが完全に変わってしまうという可能性はあるでしょう

 

それならそれで、また新しい何かが開拓されると思うので、悪くない世界かもしれません

 

ですが、私はコロナ終息後は、海外旅行へ行く人は元のようにたくさん現れると考えます

 

むしろリバウンドのような状態になり、空港も観光大国も人で溢れかえるのではないでしょうか

 

それだけ海外の魅惑というものは代えがたいものがあります

 

そして、いつの日か、どこかの異国で、夕暮れを見てビールを飲みながら、こう思うのです

 

「ああ、やっと世界が元に戻ったんだ、今となってはあの期間がウソみたいだ」と

 

また勝手に夢想してしまいましたが、私の予想が当たるか外れるかは、コロナが収まってからのお楽しみです

 

さて、その時はどこへ行きましょうか

 

職業作家的観点でいくつかの場所をノミネートしてみたいと思います

 

どういう基準で選定するかと申しますと、物語のインスピレーションがあふれ出やすい国/都市/場所とさせていただきます

 

唐突ですが五位から一位までを発表していきます。まずは第五位から

 

サンクトペテルブルク

 

いきなり私は自分のルールを無視しています

 

基準はインスピレーションが湧くというものでしたが、はっきり言ってこの場所がそれかどうかは全く分かりません

 

サンクトペテルブルクは『罪と罰』のラスコーリニコフが背中をまるめながら歩いた町です

 

最近はやけに『カラマーゾフの兄弟』が礼賛されているように思いますが、(もちろん、とてつもない大作ですが)『罪と罰』もめちゃくちゃ面白いですし、街を歩いている感覚は『罪と罰』の方が臨場感がありました

 

なので、このサンクトペテルブルクという場所を、ラスコーリニコフのようにほっつき歩きたい、、、という単なる文学的ミーハーとしてのノミネートになりました

 

この都市は一体どんなところなのでしょうか

 

いずれにしても、行きの機中ではガイドブックではなく、『罪と罰』を読みながら、ラスコーリニコフと同一化する作業が必須となりそうです

 

というわけで、続きは次回となります

 

罪と罰(上)(新潮文庫)

罪と罰(上)(新潮文庫)

 

 

新潮以外の訳で読んだことがありません。機中ではどのバージョンにしましょうか。やはり新潮か、もしくは岩波か。最近は光文社古典新訳もあるし、、、と贅沢に悩むことでしょう

 

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