職業作家への道

自分の文章で生活できるなんて素敵。普通の会社員が全力で小説家を目指します

たまの日帰り旅行で宗吾参道へ(後編)

 

 

Aioon

 

 

念願だった宗吾参道へ日帰りで行った旅行の続きです

 

 

宗吾霊堂の大本堂は神聖な雰囲気で、お坊さんらしき人が歩いていたりします

 

 

お寺を一周しながら、私は宗吾御一代記館へ向かいます

 

 

宗吾御一代記館というのは、宗吾の生涯をなんと等身大人形66体で再現されているという、今回の日帰り旅行の目玉ポイントです

 

 

ですが、、、まさかの月曜定休日でした・・・

 

 

気軽な旅というのは計画性がなく、こういうことになることが多々あります

 

 

そして、月曜日というのは定休日のことが多いような気がするので、みなさまお気をつけください・・・

 

 

そうそう来ることがないので、あまりに残念で、入り口付近をうろうろしていましたが、誰も構ってくれなくて仕方なく宗吾霊堂を後にします

 

 

その後、近くにあった「海幸しのぶ」というお店に入り、昼食をいただきました

 

 

ここの海鮮丼はとてもおいしかったです

 

 

そこから、麻賀多神社を目指して歩くのですが、一面田んぼの道があったりして、ノスタルジーが満載で思わず深呼吸をしたくなります

 

 

私はそういう景色のよいところで生まれ育ったわけではないのですが、何だか懐かしくなってしまいます

 

 

麻賀多神社というのはかなり由緒正しい神社なのですが、それよりも私の目を奪うものがありました

 

 

神社の奥には、樹齢千四百年の恐ろしいほど巨大な杉があったのです

 

 

私も今までたくさんの巨大杉を見てきましたが、これはスケールが違います

 

 

本当に太くて、すごく真っすぐで美しいのです

 

 

宗吾参道に行かれましたらぜひご覧いただければと思います

 

 

麻賀多神社を出ると突然雨が降ってきました

 

 

今年の夏は本当に暑いので、少しくらい雨が降ってくれてよかった半面、本当にずぶぬれになったら参っちゃうなと思いながら歩きましたが、なんとか天気は持ち直してくれました

 

 

次の目的地は宗吾旧宅です

 

 

宗吾参道駅からはすでにそうとう歩いていて、もうくたくたになっていましたが、あの宗吾が住んでいたと言われる旧宅を見ないわけにはいきません

 

 

とはいえ、かなりの距離を歩いていて、かつ坂道も多いので、かなりの疲労を感じていました

 

 

なんとかたどり着いたのですが、宗吾旧宅はどう見ても普通の民家の敷地内にあるのです

 

 

とはいえ、ここはきちんとした観光名所で、中に入ってもいいということは確認しております

 

 

大きなご自宅の脇に宗吾旧宅はあり、宗吾旧宅は扉が半分だけ開いているのですが、さすがに勝手に人の家らしき庭に入って、旧宅の中に入る勇気は出ず、外から少し中をのぞく程度にして、すごすごと退散してしまいました

 

 

それからは麻賀多神社奥宮へ行き、そこから谷養魚場という釣り堀まで歩いたのですが、あまりの暑さに参ってしまい、置いてあったイスにへなへなと座って、しばらく動けませんでした

 

 

おそらく二万歩以上は歩いたと思います

 

 

タクシーを今すぐ呼びたいくらい疲れていましたが、タクシーなんて使える身分でもないので、そこからまた30分は歩いて最寄りのバス停を見つけ、成田駅行きのバスに乗ることにしました

 

 

あまりの暑さと疲労でもうろうとしながらシートに座って外を見ていました

 

 

すぐにバスが来てくれて本当によかった、、、としみじみありがたいことだと思いました

 

 

ほとんど歩いているだけの一日でしたが、異世界感があり、振り返ると幸せな一日だったとしみじみ思います

 

 

宗吾参道は歴史があり風情があり、田舎の景色が素晴らしいところだったので、ご興味ある方はぜひ行ってみてください!

 

 

いやはや、私は小心者でございますので、この明らかに人が住んでいる敷地を闊歩することはできず、こそこそと逆に怪しげになってしまふのです。宗吾御一代記館が開いていて、宗吾旧宅を勇気を持って見学できたらさらに充実した旅に、、、
いつかまた行ってみたいと思います!



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