職業作家への道

自分の文章で生活できるなんて素敵。普通の会社員が全力で小説家を目指します

執筆

文學界/群像/すばる/新潮/文藝の予選通過状況まとめ

公募小説に応募される方は、他の人がどれくらい予選を通過してきているか、お知りになりたいと思います ですので、この前久々に予選通過をしたこともあり、私が公募に小説を応募してきた作品の、予選通過状況をまとめてみることにしました 【目次】 ・予選通…

新潮新人賞の結果と一人何篇出せるのか

小説公募の新人賞で最終選考に残っている場合は、途中経過をブログに公開してはいけないと思われますが、すでに終わったのでしたら問題ないと思います ということで表題の通りですが、新潮新人賞の予選を通過しておりました 残念ながら最終選考までは到達で…

公募小説の落選の受け止め方

今年も3月末締切(文藝賞、新潮新人賞、すばる文学賞)のとある賞に応募したのですが、最終候補の連絡はこなかったようです 長く新人賞に投稿している方は、最終候補の連絡がだいたい7月の下旬くらいまでにはくるだろうな、などある程度の予想はできていると…

私の執筆道具

これまでぱらぱらと執筆道具と言いながらガジェットを紹介してきましたが、今どういう道具を使って執筆してきているかという現状はあまりご紹介してきませんでした ということで、場面によって執筆には何を使っているのかをまとめてご紹介していきたいと思い…

新人賞の選考過程について

ブログの趣旨に沿い、たまには選考について私が知っていることも書いてみることにいたします ただ、もちろん私も全て知っているわけではなく、これまで見聞きした話を元に書かせていただきます 最近は新人賞に応募する人がずいぶん増えてきました 大量に応募…

また公募の3月末がやってきました

ご無沙汰してしまいすみません そこまで忙しかったというわけではないのですが、恒例の三月末日締切りの新人賞があったため、時間さえあれば執筆に時間を費やしておりました つい先日、ようやく脱稿して応募できたので、またブログへと戻ってきました 引き続…

おそるべきchatGPT(後編)

chatGPTが何に強くて何に弱いか、というお話を前回いたしました 個人的な所感ですが、現時点では歴史や文学など文系科目には弱く、数理には強いという印象を受けました chatGPTは今時点では理系のお方のような気がしました さて本題ですが、小説も書けるとい…

おそるべきchatGPT(前編)

よくAIが人類の仕事を奪うと言われたりしています 一方で、そんな簡単に人類の仕事は奪われないと言う人もいます 技術革新をしたらした分だけ、また人類は新しい仕事を見つけるだろう、と 私にはどちらが正しいか分かりません そして、そこまで興味も湧いて…

予選が通らなくなっています

タイトル通りなのですが、最近は五賞の一次選考通過も難しくなってきています もともと私が小説を書き始めた頃は、一次予選も通過しませんでした 何本も送っていたのですが、自分の名前が紙面に載ることはありませんでした そして、ある時期から自覚的に一次…

アイデアから小説へ

3月末の応募も終わり、会社の方の仕事が忙しくなり、しばらくは執筆があまりできない生活が続いていました それでも、合間に少しずつ短編を書いていました 普段からスキを見ては、小説になりそうなことを探しているので、それらしいアイデアのストックはたま…

今年も3月末締切の季節がきました

先日のブログはすみません ちょっと言わずにはおれなくなって、衝動的に書いてアップしてしまいました ですが、我ながら言葉にすると青臭いので、英語で書くことにしました (そうしたら、少し羞恥心がなくなるので・・・) 呼びかけたい対象も外国人だった…

家以外での執筆場所

前にも似た内容の記事を書いたことがあるかもしれませんが、少し追記したいことがございます 以前、私は野外に椅子と机を持って執筆に出かけるということを提唱いたしました towriter.hatenablog.com これには、いくつかの欠点がありました 真夏でも真冬でも…

初めて書いた小説

このブログをご覧いただいている方は、小説を書いている人が多いと推察いたします (もちろん、そうではない方もいらっしゃると思いますし、そういう方も歓迎しております) 小説を書かれている方だとしたら、初めて小説を書いたのは何歳のことでしょうか た…

Upnoteについて

私はあまりサブスクリプションのサービスを利用しません というのも、こういったサービスは次第にありがたみを忘れて、いつの間にかその金額に見合うだけのサービスを利用することなく、毎月引き落とされることになるのを恐れるからです 例えば、スポーツジ…

一度とん挫した自作

最近あまり執筆関係のことを書いておらずすみません というのも、私自身が次の作品を書いている最中で、いささか暗礁に乗り上げている状況があり、あまり執筆について何かを言いたくない心境なのかもしれません 今取りかかっている作品は、あるていど資料の…

執筆に適した場所(後編)

お金を使わずによい執筆場所を確保したい・・・ 今回はそういうテーマで書かせていただいています 最初に頭に浮かぶのは喫茶店ですね コーヒー一杯で長時間居座ることができるというのは非常にありがたいことです とはいえ、実は私はあまり集中できないので…

執筆に適した場所(中編)

前回はタイトルから大きく外れて、私の自宅の執筆環境の話になってしまいました とはいえ、私も自宅で仕事をする身として、自宅を作業場とするメリットデメリットは何となく分かってきました なるべく多くの執筆時間を確保するという意味では、自宅は最高の…

執筆に適した場所(前編)

私のように職業作家を目指す人のみならず、プロの作家のみならず、多くの文筆業をされている方はどこで執筆しているのでしょうか 多くの方は自宅なのだと思います ですので、自宅の執筆環境を充実したものにすることは重要です 私もプロの文筆家ではありませ…

新人賞以外での道

最近、ブログの更新がお約束通りできておらずすみません とはいえ、毎回タイムリーに確認してくださっている方が、そうそういらっしゃるわけでもないとは思いますが、何となくすみません 言い訳じみていますが、仕事がなかなか佳境になっておりまして、更新…

書く前に新人賞を選ぶか、新人賞を選ぶ前に書くか(後編)

前回からの続きです ちなみに、私が最終候補に落ちた後、翌年の新人賞応募について、ある出版社の方から言われたのですが、「次の作品は締切の数か月前くらいまでに私宛に送ってください」ということでした これはつまり、100-200枚くらいの作品であ…

書く前に新人賞を選ぶか、新人賞を選ぶ前に書くか(前編)

本日の記事は表題の通りなのですが、皆さんはどちらでしょうか 新人賞など関係なく物語を書き始めてしまうべきか、それともどの賞に応募するかを決めてから書き始めるべきか いきなりの結論ですが、どちらでもいいと思います もろもろの偉大な文学作品にして…

コロナ状況下での執筆

ゴールデンウィークに入りました。もちろん、関係なくお仕事されている方もいらっしゃると思いますので、そういう方はおつかれさまです 私は暦通りの出社なので、本日から五連休となります とはいえ、昨年に引き続きコロナなので、どこかへ旅行に行くわけで…

三月締切の新人賞に応募

昨日ブログをアップしようと思っていましたが、いろいろあって遅れてしまいました ところで以前、下記の記事を書かせていただきました towriter.hatenablog.com というわけで、今は4月になっているので、出せた方、出せなかった方いらっしゃると思いますが…

短編小説には権威ある登竜門が必要です

私は短編小説がすごく好きです というと、「いやいや、ということは長編小説よりも好きってことなのね?」と言われそうな気がしますが、これは重要なご指摘です ただの八方美人みたいになってしまいますが、正直に言えば自分でもよく分かりません ものすごく…

アイデアを思い付いたらメモをお忘れなく。。。

ぼんやり何気なく過ごしていても、突如としてふと何かに気付くことがあります そんな思いつきが日常の中でいくつも出現しては消えていくわけですが、たまに、(天啓を得たかのように!?)人生においてものすごく大切な気付きを発見することがあります その…

作品の着手から完成まで(その4)

執筆の過程を次の4つに分類しました。着想⇒構成⇒執筆⇒書き直し 今回は執筆フェーズからです ~~~執筆~~~ もちろん執筆はものすごく大事です。ただし、このフェーズについて、私の見方は少し楽観的です というのも、文章というのは人の顔に似ています。…

作品の着手から完成まで(その3)

本日は、構成からです ~~~構成~~~ 前述したとおり、着想の時間が長ければ長いほど、構成はスムースになります 逆に着想をあっさり済ましてしまうと、この構成フェーズではそれなりの苦戦を強いられることでしょう 実際、私の経験でも貧弱な着想で構成…

作品の着手から完成まで(その2)

さて、前回からの続きですが、今回から実質的な本題となります 非常にざっくりとですが、作品が生まれるまでは基本的には下記のような流れがあります 1. 着想 2. 構成 3. 執筆 4. 書き直し もしかしたら、順序が変わる場合もあるかもしれません。例えば、構…

作品の着手から完成まで(その1)

人はどのように作品を作り上げるのでしょうか プロの方も含めて、創作過程をオープンにしている方もいらっしゃいますが、作品が生まれる最初から最後まで解説しているものは、あまり多くないように思います。わたしが知らないだけでしたらすみません プロに…

三月末が締め切りの賞(すばる・新潮・文藝)

今年も明けて、しばらく経ちました 思えば暗い幕開けでしたが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか コロナで時間ができるようになった方もいれば、逆に忙しくなったという人もいるかと思います ですが、純文学系の職業作家を志す者としては、非常に忙しいのが…

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