昨日ブログをアップしようと思っていましたが、いろいろあって遅れてしまいました
ところで以前、下記の記事を書かせていただきました
というわけで、今は4月になっているので、出せた方、出せなかった方いらっしゃると思いますが、多くの作家志望者は忙しさは通り過ぎたかもしれません
それに加えて、仕事をしている方は年度末の締めで並行して忙しかったかもしれません
そして年度始まりだから4月も引き続き忙しいという方もいるでしょう
ちなみに私もある賞に応募いたしました
多分、ダメだと思います
自作に自信がないのか、と聞かれればまさしくそれもそうですし、あまり自信を持って臨んで落ちてしまったらショックが大きいので、それを心理的に未然に防いでいるという側面もあります
実際のところ、最終選考の電話をいただいた時というのは、出版社からだと微塵も思わず電話に出ます(二回とも)
また何か勧誘の電話か、、、と思って警戒心と共に「はい、もしもし」と返事をします
そして出版社の人からだと聞いて、心臓が高鳴りはじめる、という感じです
ですが、これは信じていただけるか分かりませんが、「あれ、この賞に出したのって何という作品だったっけ・・・」と一瞬思い出せません
以前、下記のサイトで書かせていただきましたが、私はものすごくたくさんの作品を書いてきました
ちなみに上記の記事では予選通過した作品しか掲載していませんので、その裏側では一切陽の目を見ずに消えていった作品もそれなりにあるわけです
(あ、すみません。正確に言えば私の全ての作品は陽の目を見ておりませんね・・・)
どれも一球入魂の気持ちで書いてはいるのですが、次々に書いているので自分でもわけが分からなくなってしまいます
かつ、大幅に修正して別の作品のように生まれ変わらせる場合もあるので、バージョン2というものも存在していたりします
そして、ものすごく調子がいい年は、この三月締切の三つの新人賞である、すばる文学賞、新潮新人賞、文藝賞と三つとも応募するということもあります
ちなみに、これは全て違う作品を送っているので、二重投稿などにはあたりません
実際、同じタイミングで送ったものが、両方とも予選通過したこともあります(もちろん、それぞれ違う作品です)
一時期は、両方とも当選したらどうするんだ、と贅沢な夢想をしたこともありますが、確率的に言えばほぼ現実性がないですし、そうなったとしても特に罪に問われることはないと確認したので、あまり気にする必要はないと思います
ただ、しつこいようですが、全く違う作品でなければなりません
とまあ、いろいろと書きましたが、応募してしまった作品のことはあまり考えず、忘れるくらいがいいかもしれません
余韻に浸るのもたまにはいいかもしれませんが、すぐに次の作品の執筆を開始するのが職業作家への道です
孤独な戦いはまだまだ続きます
ちなみに、どの賞に応募したかはヒミツにさせてください。落ちたら恥ずかしいですし、あまりタイムリーにお知らせすると、どのペンネームかばれるかもしれないので(そういう可能性も低いとは思いますが)
発表が半年後とかなので、待つのが耐え難い人もいらっしゃるとは思いますが、私ほど落選していると、心づもりをするための十分な時間というとらえ方ができるようになります(うーん、こんなことでいいのでしょうか・・・)
これはエンターテイメントですが、それぞれの受賞作が収められている珍しい短編集です。アマゾン評価はあまり高くありませんが、私は面白く読めましたし、やはり受賞作というのは切れ味があるのだと参考にはなった気がします