職業作家への道

自分の文章で生活できるなんて素敵。普通の会社員が全力で小説家を目指します

日常

あけましておめでとうございます

あけましておめでとうございます 本年もよろしくお願いいたします ところで、本当に久しぶりに紅白歌合戦を見ながら過ごしました 知っている曲はほとんどありませんでした ですが、それは昔からそれほど変わらないかもしれません というのも、昔も後半の演歌…

2023年末のご挨拶

いよいよ2023年も終わろうとしています 歴史的な目で見ると、この2023年というのはコロナが収束したという記念的な年になるかと思います 教科書には2023年というものが、そういう祝うべき年号の一つとして載るのだと思いますが、今を生きている私たちからす…

たまに思い出す人(後編)

このシリーズも今回で最後です 中学三年生の受験シーズンに、会田くんは車の事故でお母さんを亡くしてしまいます そして、会田くんは例のプレハブの家から出ていくことになりました ただ、それは大家さんから出て行けと言われたわけではなく、近隣に会田くん…

たまに思い出す人(中編)

前回は、会田くんの家に行き、アダルトなビデオを見るというところまでお話ししました 会田くんの家の扉を空けると、すぐ目の前に居間があり、右にはキッチンの流しがあり、全てを合わせても6畳くらいの家でした 左奥にはトイレがありましたが、お風呂はあ…

たまに思い出す人(前編)

特に仲が良かったわけではないのに、ある場所を通り過ぎたり、あるものを見たりすると思い出されてくる人というのが、誰にでもいるかもしれません 私にとって会田くん(仮名)というのが、それにあたります 会田くんとは中学時代の知り合いでした 特に仲が良…

原寮さんを偲んで

すでにご存じの方がほとんどだと思いますが、原寮さんが逝去されました 私は純文学志向ではありますが、それだけではなくノンフィクションにもミステリーにも歴史にも興味があります 純文学以外の分野で、私に強いインパクトを与えてくれたのが原寮さんでし…

防災用リュック

自ら言うことでもないのですが、私は防災意識があまり高くありません ですので、緊急の時に持ち出す一式などは、ほぼ準備しておりませんでした それは、私が本当に悲惨な地震にまだ遭遇したことがないということもあるかもしれません かの東日本大震災の時、…

かつての仲間(後編)

前回からの続きです 学生時代、書店のアルバイトをしていた時の山田くんという人の話です 私が学生の頃は、就職浪人というのはよくありました どうしても行きたい会社があれば留年する人は珍しくなかったです そして、また一年が経ち、山田くんは大手の出版…

かつての仲間(前編)

私は大学生の頃、書店でアルバイトをしていました そのことは、これまでも当ブログでいくつか書かせていただいております その書店は3フロアで、各フロアに二人組で入ることになっていました ですので、ヒマな時は二人でいろいろと喋ったりできる楽しい環境…

あけましておめでとうございます

みなさま、あけましておめでとうございます このブログをはじめて、それなりの年月が経ちましたが、アクセス数はそれほど増えておりません もっと増やす努力をした方がいいとも思うのですが、なんかサボってしまい、思った時に思ったことを書くというペース…

飲みながら裁量について考えてみる

少し時間に空きがあったので、とある立ち飲み屋でビールとレモンサワーを飲んでいました このあと、夕食の予定があったので、おつまみは何も頼まなず、お酒だけを飲んでいました そこで飲みながらブログを書いているのですが、目の前にはとある中華弁当屋の…

複数の本を平行して読む

つい先日まで暑くてクーラーをつけていましたが、本日からコタツが欲しいくらい急激に寒くなりました ということは、読書の秋がやってきたということになります なぜ秋なのか、私もよく知らないのですが、確かに四季を通して秋が最も本を読みやすいような気…

通勤ということ

私が元々作家を志したのは、文章を書くのが好きということが初めにありましたが、その他にも複合的な理由がありました その中の一つが、どんな場所でも仕事ができるというところです 現代では、どんな場所でも仕事ができるようになったと言いますが、ご存じ…

良い眺望の物件

みなさんはどのような家に住まれているでしょうか もしかしたら、海辺に住んでいて窓からは美しい海が見えるかもしれませんし、東京の夜景が一望できるところに住まれているかもしれません ですが、誰もがそのように恵まれた環境ではないと思います 私も自宅…

夏休み明けのひとびと

夏休みがどれほど退屈で全く楽しくないとしても、それが明けてしまって学校なり会社へ行く当日の朝は、ひどく憂鬱な気持ちになってしまうものです でも、それはなぜなのでしょうか 例えば、夏休みがあまり好きではない子供がいるとしましょう(やや考えにく…

写真を撮る人

普段、見知った街を散歩していても何か大きな発見があるわけではありません 何かを考えているような、何も考えていないような、自分でもよく分からない感覚で散歩をしています たまに、昔この場所はこんなビルなんか建ってなくて田んぼだらけだったんだろう…

サラリーマンの夏休み

今週、私は夏休みをとっております 久しぶりの長い休暇です 何をしようかと考えて、それなりの計画を立てますし、それなりに実行しますが、夏休み中に何かちょっとした成果を上げたことはなかったように記憶します では、夏休み以外の時にお前は何か成果を上…

美術館再訪

前にも書かせていただきましたが、私は昨年のある時期に転職をしました その転職休暇の時に、たまたまよい美術館を見つけました あれからもう半年以上が経ち、再訪することになりました あの時、私は転職前の有給休暇を活かして、電動自転車に乗って自宅近く…

スターバックス リザーブにて(後編)

「お飲みいただく場所は、どちらでも構いませんが、どうされますか?」 「そうですね・・・」と言いながらも、私はこの場所から離れて一人になりたい気持ちを抑えることはできません 「では、あっちの席で飲ませていただきます」 「それでは、お持ちいたしま…

スターバックス リザーブにて(前編)

少し前に姪から誕生日プレゼントということでスターバックスのデジタル券をもらいました 私はあまりスターバックスに行くことはありません 理由は色々あるのですが、いつ通っても混んでいるからだと思います そういった背景から、以前別の方にもらったスター…

緊急事態宣言の終わり

ずっと出張日記を続けてましたが、たまには違う話題にさせていただきます 少し前になりますが、緊急事態宣言がとうとう終わりました どれくらいの期間だったかはあまり覚えていませんが、まんぼうと合わせると、そうとう長い期間だったような気がします もし…

キンドルで幻冬舎の本が割引になっています

キンドルで幻冬舎の本が割引になっています 最大でなんと70% offということです 期日は9/16までとのことで、見逃さないようにご注意ください Amazon.co.jp: 幻冬舎 電本フェス 本祭: Kindleストア 私も何を購入するか、現在、鋭意検討中でございます 正直申…

紙の本を買うか、電子書籍を買うか(後編)

電子書籍にしても紙の本にしても、買った後に後悔することがありますが、これはなかなか難しい問題だという話の続きです というのも、私は『ブルシット・ジョブ』を紙の本で買いましたが、読みながらとてつもなく後悔しました なぜならば、ものすごく重くて…

紙の本を買うか、電子書籍を買うか(前編)

多くの人が興味を持っている割に、意外と議論されていないのが、まさしくこのタイトル「紙の本を買うか、電子書籍を買うか」という問題があると思います (そんな葛藤などなく、揺るぎない基準をすでに多くの人がお持ちでしたらすみません・・・) まずはそ…

アンコンシャス・バイアスという概念(後編)

前回からの続きです 二つほど例を挙げさせていただきましたが、おそらくアンコンシャス・バイアスを排除したい企業としてはこの上司の判断は正しいということになりそうです そして、公平性という観点からは明らかに間違っていないのでしょう 配慮は必要だと…

アンコンシャス・バイアスという概念(前編)

最近、しばしば耳にする言葉で、気になっているものがあります それは、”アンコンシャス・バイアス”という言葉です 英語で記載すると、”unconscious bias”で、日本語で言うと、無意識のうちにある思い込み、とでも言うのでしょうか これは、どういった経緯で…

コロナとオリンピック

また暑い季節になっておりますが、だんだんこれくらい暑さが当たり前のように感じるようになってしまいました もう少し前でしたら、猛暑などと呼ばれていたように思いますが、毎年恒例のようになっているので、もうそういう風にも呼ばなくなっているのかもし…

未来を急ぐべからず

最近よく考えるのは、解放ということです 私はしばしば、解放されたいと感じながら過ごしてきました (私だけではなく、多くの人も感じているように思います) そして、振り返ればいつも、もう少し早く歳をとりたいと思ってきたような節があります 小学生も…

コミュニケーションの仕方の違い(後編)

さて、私が今回このような記事を書いているのはなぜかと言いますと、二つあります 一つは、かなり昔から私は自分の老後について思いを巡らせてきたからです (という言い方はかっこつけてますね。シンプルに言えば、なんか自分がみっともなくて寂しい老後を…

コミュニケーションの仕方の違い(前編)

職業作家を目指すサイトとは思えぬタイトルになります どんな内容かと申しますと、また多分に私の偏見が入っているのですが、老後生活を送ってらっしゃる男性と女性では、ずいぶんとコミュニケーションの仕方が異なっているなぁと思った、ということになりま…

プライバシーポリシー