ずっと出張日記を続けてましたが、たまには違う話題にさせていただきます
少し前になりますが、緊急事態宣言がとうとう終わりました
どれくらいの期間だったかはあまり覚えていませんが、まんぼうと合わせると、そうとう長い期間だったような気がします
もしかしたら、今年はずっと何らかの制限があったのではないでしょうか
その長い制限も、いよいよこの10月で一旦解除です
いろいろな心中の人がいることでしょう
いきなり元の生活に戻ろうとして、飲み会を開始する人もいれば、緊急事態宣言の時と変わらないくらいディフェンシブな生活を保つ人もいるでしょう
ですが、多くの人がその中間くらいに位置するのかもしれません
ちょっと様子を見つつ、少しずつ行動エリアを広げていくような。。。
それはそれで、どういう人たちも特に非があるわけではなく、ルールを逸脱せずにやっているということだと思います
ただ、仮にこのまま平穏な日常が戻りつつあるのであれば、これらの人たちの中で軋轢が生まれることに間違いはなさそうです
ちょうど、コロナがはじまった時に、どれくらい警戒するかによって、身内でも考え方が違い、争いが生まれたという記事を見ました
今でもきっと、そういう軋轢は続いているでしょう
緊急事態宣言の最中でも、コロナは風邪と変わらないという主張をされる方は一定数いたようですし
これから、ニューノーマルというものへ向かう中では、さらに多様な考え方が生まれるので、そこは衝突せざるをえないかもしれません
(と言いつつ、私はこのニューノーマルという言葉がなんだかあまり好きではないのです・・・)
飲み会はするのか、旅行は行くのか、海外ならどうなのか、船旅はいいのか、マスクを付けるのか、ワクチンは打ったのか、公共機関での私語はどの程度まで慎むのか、オフィスには復帰するのか、テレワークは週に何回までOKにするのか、食事のお皿は共有でもいいのか、ビュッフェは許容できるのか、どれくらい近くで話していいのか、ドリンクの回し飲みは非常識なのか、などなど
考えれば、コロナ前は当たり前だったものに対して、多くの疑問符が付きます
そして、これらそれぞれの問いに対して、「いやこれは大丈夫だけど、これは非常識でしょ」という誰かの主張が、さまざまなところで横柄になって押し付けられて、ある場合はぶつかるでしょう
それぞれの人が、それぞれの観点で主張を始めたら、ますますぎくしゃくしてくるはずです
ですが、この衝突は良識ある大人の集団であれば、決して生じることはありません
それは「自分とは異なっている考え方でも、相手の意思と行動を尊重する」という、誰でも知っている原則を、彼ら彼女らはきちんと守ことができるからです
これに例外はありません。恋人だから、大親友だから、血縁だから、自分の子供だから・・・
関係ありません。どんな親密な関係であっても、この大原則を犯した瞬間から、関係の崩壊は始まるのです
というわけで、いろいろ書いてしまいましたが、自覚的な人間に限って出来ていないことは多いので、まずは私自身から気をつけなくては・・・