職業作家への道

自分の文章で生活できるなんて素敵。普通の会社員が全力で小説家を目指します

コミュニケーションの仕方の違い(前編)

 

 

職業作家を目指すサイトとは思えぬタイトルになります

 

どんな内容かと申しますと、また多分に私の偏見が入っているのですが、老後生活を送ってらっしゃる男性と女性では、ずいぶんとコミュニケーションの仕方が異なっているなぁと思った、ということになります

 

例えば、年配の女性は積極的にカルチャースクールに通うことが多いような気がします

 

もちろんデータはないので、ぱっと見た感じと知り合いの割合で申しております

 

そして、彼女たちはそういうイベントの後も、喫茶店やレストランでわいわいがやがやと楽しそうにおしゃべりしている様子を散見します

 

そして、彼女たちは彼女たちで家に帰ったら、今日腹が立った話を家族に話すのでしょう

 

非常にコミュニケーション豊かで、老後になっても楽しく生活する術を、彼女たちは生まれながらに持っているような気がしております

 

一方で、老後の男性陣は単独で行動していることが多いように見受けられますが、どこへ行ったのでしょうか

 

例えば、前述したカルチャースクールにも彼らは存在しています。詩吟教室とかでも見かけますし、ダンス教室にもいますし、合奏系にもいらっしゃいます

 

ただし、人数は女性に比べると圧倒的に少ないですし、きわめておとなしい人種のように見受けられます(男性比率が少ないので押されているのでしょうか、、、)

 

まるで若い時から、静かな紳士としてずっと生きていたかのように・・・

 

今一つイメージが湧かない方がいらっしゃったら、たまにウォーキングをしているお年寄り集団がいらっしゃると思うので、彼ら彼女らをご覧になってみてください

 

参加している人数比も圧倒的に女性の方が多いですし、男性は静かに彼女たちの後についていっています

 

では、男性陣は一体どこにいるかと言いましたら、ほぼたまり場として決まっているのは、囲碁・将棋会所、競馬場、パチンコ屋、釣り場などなどです

 

彼らの中でもネットワークがあるようで、たまに集まっている時があります

 

ですが、彼らが集まってもそれほど活発に話をするわけではありません

 

もちろん、よく喋っていることもあるのですが、ほとんどが将棋なら将棋、釣りなら釣りのことで、しばしば全員が黙っている時間が存在しているようです(私の勝手な観察より)

 

それでも彼らはまだましで、多くの男性お年寄りはほとんどの時間を自宅の中で一人じっと息をひそめて過ごしています

 

皆様にも、身近に思い浮かぶ人物がいらっしゃいませんでしょうか

 

もちろん、それが悪いわけではございません

 

まったりと自宅で過ごすことは多くの人類にとって至福の時間でしょう

 

ですが、彼らはそういう生活に満足しているのかといえば、そんなこともないように思うことがあります

 

まあ、これは明らかに私の偏見なのですが、次回に続きます

 

 

今ちょうどNHKの「100分DE名著」という番組で、かの有名なボーヴォワールの『老い』が放送されています。この番組、面白いですよね。特に私は三島由紀夫の『金閣寺』が好きでした。解説は平野啓一郎氏でしたし!

 

 

 

 

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