職業作家への道

自分の文章で生活できるなんて素敵。普通の会社員が全力で小説家を目指します

資本主義の次の形態(中編)

 

 

前回からの続きです。どうやら、この資本主義と社会主義というものですが、マルクスによると正しい順番は、資本主義=>社会主義というもののようです

 

つまり、ロシアや中国は社会主義から入ったから失敗したというのが、定説のようです

 

なぜ、そのような順番になるのでしょうか

 

私も正しく理解しているとはいいがたいですが、ある程度の裕福さを資本主義で獲得した後に、アンフェアに拡大してしまった資本主義での貧富の差を、社会主義で是正するというのが、正しい道筋のようです

 

確かにその流れが正しいようには見えますが、そんなにうまいこと行くのかは分かりません

 

というのも、一度裕福さを知った人間が、環境を守るために、人類の平等を目指すために、自分の財を失ってでも社会主義を目指すのだろうか、ということです

 

一度知った裕福さの味を、人は一生忘れられない、、、

 

我々はそうやって教わってきました。だから、今どれだけ裕福であっても、少しでも貧しくなることを多くの人はものすごく恐れています

 

だから、今のその生活レベルを守ることに人類は必死になっています

 

ですが、そんなにお金って使う必要がありますかね・・・

 

いろいろな意見があるとは思いますが、ペットボトルなんて買わなくたっていいですし、コロナによって外食なんてしなくても生きていけることは分かりました

 

ファッションも楽しいのかもしれませんが、過度なものは不要な人が大半でしょう

 

そういうことを総合的に考えると、今の生活レベルを維持するためだけに、人々はなんと苦労の多い仕事をして、日々の生活を犠牲にするほど悩んでいるのでしょう!

 

ですが、最近の議論では、資本主義の次は、平等うんぬんの議論ではなくなっています

 

もう資本主義をこのままの勢いで維持することはできないということです

 

なぜならば、致命的なまでに地球は痛めつけられているという事実に人類は突き当たっているようです

 

これ以上温暖化が続くとなると、裕福であろうとなかろうと生きていくうえで非常に苦しい環境になるということが言えるようです

 

私たちはどれだけお金持ちであろうとも、火星に住みたいと思いませんし、地球が火星化することを望みません

 

だとしたら、私たちは裕福さの一部を放棄して、これ以上地球が痛めつけられていくことを防がなければなりません

 

環境問題というのは、どうやら私が普段ぼんやり考えるよりも、そうとうな勢いで危険度が増しているようです

 

では、どうやったらそういった破滅的な未来を防ぐことができるのか、というのが問題になります

 

 

 『人新世の「資本論」』のリンクも貼ろうと思いましたが、残念ながら出てきませんでした。(アマゾンでは検索可能)最近、こういった類の、資本主義が限界を迎えてきているという趣旨の本が増えてきています

 

 

 

 

 

 

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