職業作家への道

自分の文章で生活できるなんて素敵。普通の会社員が全力で小説家を目指します

コロナとオリンピック

 

 

また暑い季節になっておりますが、だんだんこれくらい暑さが当たり前のように感じるようになってしまいました

 

 

もう少し前でしたら、猛暑などと呼ばれていたように思いますが、毎年恒例のようになっているので、もうそういう風にも呼ばなくなっているのかもしれません

 

 

かつては夏でも水シャワーのみでは冷たくて厳しかった記憶があるのですが、今では水シャワーがちょうどよくなっています

 

 

そして、これだけ暑くともマスクをしなければならないというのは非常に苦しいところです

 

 

マスクしないといけないのなら暑いし外出自体もやめてしまおう、と思う人も多いかもしれません

 

 

首都圏近郊で緊急事態宣言が発令されたので、さらにそういう方は増えているでしょう

 

 

そして、オリンピックもはじまっています

 

 

日本のメダル数は大躍進ということですが、個人的にはそれほど盛り上がることができていません

 

 

自分が好んでいる特定の競技については興味深く視聴しているのですが、オリンピック全体としては、のめり込めているとは言い難いです

 

 

私は特に強いオリンピック反対論者というわけではありません(賛成しているわけでもありませんでした)

 

 

実際、開会式は全部見ましたし、興味ある競技もチェックしております

 

 

にもかかわらず、気持ちが高揚しないのは、やはり「今はコロナなのだ」と改めて再認識させてくれる会場の空席のせいなのかな、と思うことがあります

 

 

「本来であれば、あそこにはたくさんの人々が埋まっていて、家族だったり恋人だったり、まだ競技すら知らなかった子供たちが、必死に歓声を上げていたのだろうな、、、」ともう一つの会場を想像してしまうのです

 

 

そして、それらの観衆によっては競技の結果がひっくり返ることもあったかもしれません

 

 

(もちろん、スポーツはフェアネスのものですから、どんな状況であれ全員が等しく同じ状況であることに間違いないので、満席だったら勝てたのにな、とか言うつもりは毛頭ございません)

 

 

ただ、本来は活況があったその会場の寒々しさが、私に何か痛いものを呼び起こしてしまうのです

 

 

これはもしかしたら多くの方も感じておられるかもしれません

 

 

オリンピックの競技をテレビなり動画で見て、会場の空席を見ないで済む方法はなかなかありません

 

 

どうしても背景に「そこには誰もいない」ことが映ってしまいます

 

 

そうなると、競技に夢中になっていた自分の頭が、コロナに引き戻されてしまうのです

 

 

そんなことあまり気にせずに、どうせ見るなら競技を楽しめばいいんですけどね

 

 

何か没頭できないものがあるのです

 

 

ですが、選手の皆さんやスタッフの皆さんは安全に気を付けて、無事に大会を全うしていただきたいものです

 

 

最近、新潮でもほぼ同じ内容の文庫が出ましたがKindleで読もうと思ったので、集英社のこちらにしました(値段もこちらの方が安いです)やはり、この人の本を読むと、見るスポーツが一段と楽しくなるんですよね。お時間ありましたらぜひ!

 

 

プライバシーポリシー