職業作家への道

自分の文章で生活できるなんて素敵。普通の会社員が全力で小説家を目指します

干渉しない人が、愛されるのか

 

 

たまには親孝行をしようと思い立ち、この前、両親を常磐ハワイアンズというところに連れて行きました

 


この常磐ハワイアンズというところは、名前の通り、ハワイをモチーフにしたレジャー施設で、宿泊などもできます

 


フラダンスのショーやファイヤーダンスがあったり、大きな温泉や露天風呂などもあり、かなり広大な敷地です

 


個人的には、それほど行きたい場所ではなかったのですが、なぜか母が一度は行ってみたい場所の一つだということで、連れて行ってあげることにしました

 


交通の便は悪いのですが、近隣の主要都市からバスが出ているので、お年寄りでも比較的楽に行くことができます

 


朝食も夕食もバイキングで、小さいお子さんも多かったので、やや騒がしい場所ですが、部屋を起点にして、暇になったら広大な施設を歩き回るくらいでしたら、お年寄りでも楽しめそうです

 


フラダンスのショーを何度か見たりしましたが、両親は部屋でゆっくりしている時間が長く、ゆっくりと過ごしていました

 


お土産も買っていて、それなりに楽しそうに帰ってくれたので、後日、父に感想を聞くと「つまらん旅行じゃったな」という、身も蓋もないことを言っていました

 


一応、私が旅費も宿泊代も全て持ったのですが、父からは一切の感謝もないどころか、絶妙に嫌なことを言います

 

 

昔から父は嘘をつくことが嫌いなようで、人に媚を売ることも出来なかったようです

 


ですから、父のサラリーマン人生に出世は程遠いもので、上司とケンカをしてはすぐに左遷させられていて、私の幼少期は引っ越しの連続でした

 


父は定年までずっと働いていましたが、中年を過ぎたあたりから仕事など本当にどうでもよくなっていて、ほとんど趣味の将棋に打ち込んでばかりでした

 


最近では、「もういつお迎えが来てもいいんじゃ」と言って、朝から晩までずっと上海という麻雀牌を消していくゲームばかりやっていると母から聞きました

 


老年の心境はまだ計り知れませんが、私の場合はもう少し違った形で迎えたい気もします

 


ですが、この父が血縁の人たちからは結構愛されていて、他人にはほとんど無関心なので、何の干渉もしないし、自分からは誰にも喋りかけない分、批判をしない寛大な人という存在になりつつあるようです

 


家族に愛される秘訣というのは、もしかしたらほぼ干渉をしないということなのかもしれません

 

 

そして、何らかの意見を求められても、「うーん」と考えているふりをしながら最終的に無視をするので、熟考型にも見られる利点があるようです

 

 

ちなみに、それを私がやっても、「で、どうなのよ」と催促されてしまうのですが、父の場合は、ほぼ催促をされておらず、なぜなのだ、、、と思ってしまいます

 

 

これがキャラクターというものなのでしょうか

 


まあ、どうでもいい話なのですが

 

 

 

 

 

こちらが父の夢中になっているゲームです。私が買って、父のパソコンにインストールしました。私も実際何度かやって面白いとは思いましたが、一日中できるゲームという感じはしません。

ちなみに常磐ハワイアンズは並々ならぬ努力で経営されてきたそうです。一人とかでは行きづらいですが、楽しい施設なので、ご家族やお仲間と行かれてください!

 

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