2020-01-01から1年間の記事一覧
前回からの続きです。公園で野宿していた私は突然話しかけられました 「君、何をしているの?昨夜はここで寝たの?」 僕は怒られるのだと思っていましたが、彼の口調は優しいものでした 「はい」 「歩きながら旅をしているんだね?」 「そうです。最上川に沿…
もうずいぶん前、私の学生時代になるのですが、私は寝袋を持って日本を旅していました 人生最初の旅は四万十川でした。十数年以上前の話です 四万十川を上流から海まで歩くという旅をしました 飛行機と特急を乗り継いで、四万十川についた時はすでに真っ暗で…
世の中にはさまざまな芸術がありますが、実に多くの種類のカテゴライズがされています。音楽も映画も、もちろん小説にしてもそうです ゴシック系、ロマン派、スリラー、ライトノベル、などなど、どの芸術も実に興味深いジャンルやカテゴリーがあります 芸術…
私は本を読むのは好きなのですが、映画を見るのは実は苦手です 特に洋画が苦手で、それはなぜかというと外国人の方の顔が同じに見えてしまうことがしばしばあり、ストーリーがわけわからなくなってしまうからです 邦画でも、知らない人ばかりだと顔の区別が…
執筆したいという意欲はあるものの、全くアイデアが浮かばないということがあると思います ただ、この「アイデアが浮かばない」という状態も多岐にわたるのかもしれません 例えば、何の構想も浮かばない状態から、冒頭や最後のシーンのように最後の1ピースが…
先日お伝えした通り、ThinkPad TrackPoint Keyboard IIを買いました。 納品まで3−4週間と書いてましたが、実際は10日くらいで届きました。 私はキーボード 蒐集家なので、これの前作も持っていました 前のバージョンはすでに売ってしまいましたが、買った時…
かねがねシルクロードに行きたいと思っていました なんか憧れてしまうじゃないですか、シルクロードって ですが、シルクロードはなかなかアクセスが容易ではなく、現役世代が手軽に行くには比較的難しい場所です しかもシルクロードとはいっても、広くとらえ…
ガラケーの方もいらっしゃると思いますが、多くの人はスマホだと思います どちらもいいところがありますが、職業作家を志す方はスマホにした方がいいかもしれません というのも、スマホでしたらあらゆる環境で執筆できる可能性が広がるからです 特にBluetoot…
10月に入り、ようやく涼しくなってきました そろそろ忘れてしまいそうですが、今年の夏は本当に暑かったです 私はテレワークをしているということもあり、1日に何度か外を歩いています 最初は、仕事終わりにまとめて歩いていましたが、帰ってきたらとてつも…
先日、iPad miniを購入したお話をさせていただきました 現在は、このiPad mini5で執筆をしているわけですが、キーボードについてはお伝えしていませんでした そこで、本日は私が使っているキーボードをご紹介させていただきます これまで私は実にたくさんのB…
表題のタイトルもこれが最終回です 選考結果の連絡は、必ずしも時間通りにくるわけではありません ものすごく難航する場合があるそうで、そういう時は一時間くらい遅れて連絡がくることもあります 待っている時間は落ち着かなくて仕方ないのですが、電話がか…
前回からの続きです 出版社の人と会って、その後は仕事とバランスをとりながら、推敲を重ねます せっかくのチャンス、逃してなるまいと鬼気迫る心境で日々を過ごします そして、寝ても覚めても新人賞のことばかり考えています 仕事をしていても、オフィスを…
以前、私は新潮新人賞と群像新人文学賞の最終候補に残ったことがある、とお伝えしたと思います もしかしたら、参考のためにどんな感じだったのか、知りたい人がおられるかもしれません ただし、あまり内情をお伝えすることはよくなさそうな気もするので、固…
本日から私は四連休です 全てのサラリーマンが暦通りのお休みではないので、ちょっと申し訳ない気持ちにもなります もちろん、暦通り休みのはずなのに仕事しなければならない、、、という方もいらっしゃるかもしれません 久しぶりにまとまったお休みという方…
私のお礼参りを三回に渡って記載する意味はあるのか、とお叱りを受けそうですが、恐れず最終回です 伊香保神社を後にして、あとはぐるぐるくねった山道に苦戦しながら榛名神社を目指します ちなみに山道の運転は苦手です。ゆっくり走れればいいのですが、や…
佐野厄除け大使の次は榛名神社に向かいます 途中には足利市、伊勢崎市、前橋市など、よさそうな都市が目白押しです。ゆっくりと車で向かっていると、小高い丘のようなところに神社がありました すぐ手前に駐車場があったので、行ってみることにします 足利織…
あまり執筆とは関係ありませんが、、、お礼参りというのを多くの人はしていますでしょうか 近隣であれば、すぐにでも行くのかもしれないですが、遠方であればなかなか行けないのが実情かもしれません お願いするときはそそくさと行く割りに、お礼の足は鈍い…
小説の公募をしていると、倍率が高ければ99%は落選する可能性があります 私も受賞した事がない以上は、落選しかしたことがありません 仮に最終候補に行ったとしても、落選は落選です たまに、最終候補からデビューするという方もいらっしゃいますが、うらや…
本日ご紹介するのは『本の読み方 スロー・リーディングの実践』です 平野啓一郎がこの本の著者なのですが、やはりこの人はいつも読者に新しい発見を与えてくれます これまで国語の授業を含め、大人たちや書評家が口をすっぱくして言ってきたのはたくさんの本…
昔の日本人がどういう暮らしをしていて、何を考えながら生きていたのか 最近はそういうことを考えるようになってきました なぜなのかは自分でもよく分かりません もしかしたら死とか老いを意識する年齢だからかもしれません かつて、私は本屋さんのアルバイ…
以前、お伝えしたかもしれませんが、私はテレワークをしています なので朝から晩までずっと自室にこもり、メールを読んだり書いたり、電話会議に参加してしゃべったり黙って聞いてたり、と狭い行動範囲で日々生活しています 新卒の時からずっと、通勤は無駄…
大人になってから、数学ではなく算数と呼ぶことが私は多くなりました。それはどうでもいいとして、算数の時からすでに数字という概念が嫌いな人は多くいらっしゃいます 文学と数学というのは、あまり相性がよくないような気もします だから「『フェルマーの…
私は古書店を見て歩くのが好きでした 長いこと趣味の欄があれば、古書店巡りと書いてきました 本当は今も好きなのですが過去形で書いています というのも、私が大好きだった古書店たちは、この20年で絶滅してしまって、もう古書店をめぐりたくても、そうい…
この五賞(新潮、群像、文學界、文藝、すばる)の応募者数はWikipediaでもご覧になれるので、ここでは端折りますが、相当な数の応募者になります それを見ていると、どの賞が狙い目ともなかなか言い難いのが現実です それぞれの賞の特徴ですが、一見あるよう…
たくさんの作品を書いて応募し続け、一つお伝えしたかったことは、自分の中で自信があるものは比例して結果がよかったのか、それとも良くなかったのか、ということです 結論からいえば、自分の評価と選考結果は全く違いました とてつもなく自信があったもの…
前にも書かせていただいたと思いますが、これまで、それなりに文学賞に応募してきましたが、私がこれまで出してきたのは以下の五賞のみです ・文學界新人賞 ・新潮新人賞 ・すばる文学賞 ・文藝賞 ・群像新人文学賞 数ある賞の中でも、この五つの難易度がめ…
本日は会社の都合で、久しぶりに東京駅近辺に行きました ラッシュ時間ではないものの、ほとんど混雑していませんでした 行きも帰りも頑張れば座れるくらいには空いていました 学生が夏休みというのもあるかもしれませんが、それにしても平日とは思えませんで…
たいした話ではないのですが、iPad mini5を買ってしまいました ポメラも全て売ってしまい、パソコンも8年ほど使ったゴツいものなので、何か簡易的に執筆できるものを探していました 私自身、キーボードはいいものをたくさん持っているので、画面をどうする…
職業作家を目指す人というのは、どういう人なのでしょうか サラリーマン、フリーター、パートタイマー、無職、自営業など、様々な方がおられると思います ですが、職業作家になりたい以上、その人たちにとってみれば今のその仕事は仮の姿のはずです もしかし…
私は多くのポメラ機器を買ってきて、本当にたくさんの作品を書いてきました パソコンは重くてバッテリーが持ちません。だからこそポメラというのは本当に役に立ってくれます サイズもコンパクトで軽くてキーボードもいい。最初にDM10を手にした時は本当に感…