10月に入り、ようやく涼しくなってきました
そろそろ忘れてしまいそうですが、今年の夏は本当に暑かったです
私はテレワークをしているということもあり、1日に何度か外を歩いています
最初は、仕事終わりにまとめて歩いていましたが、帰ってきたらとてつもなく仕事がたまっていたり、仕事終わりにそんな長く歩く気分になれなかったりで、やり方を変えることにしました
そこで考えたのが、仕事前と仕事後に二分割して歩くというものです
そうしたら暑さも緩和されるし、悪くないと思いました
最初は順調で、このリズムでやっていました。道もワンパターンではなく、東西南北いろいろと取り入れて歩いてみました
ですが、夏の暑さが続くうちに、歩くこと自体に嫌気がさしてしまいました。まず朝とはいえ異様に暑い日が続き、30分で汗だくになります。そして、道も毎日変えるとはいえ、レパートリーが尽きて飽き飽きしてきます
自宅近辺が素晴らしい景観だったら飽きないのでしょうか。それとも、どんな素晴らしい景観でも半年も同じ道を歩いていたら飽きてしまうのでしょうか
いつも同じ道を歩いているお年寄りがいらっしゃいますが、そういう人たちは飽きている様子はありません
ただ、この暑さが加わってしまうと、どんな道でも歩くのが嫌いになってしまいそうです
今年の異常な暑さについて、人々は何を思ったでしょうか
私は、ただただ近い未来が恐ろしいと思いました
十年後、二十年後、一体地球の気温はなん度になっているのか
そして、いつか我が家のクーラーが猛暑の時期にたまたま壊れてしまったら、どうやって生きていけばいいのか、など考えてしまいます
いずれにしても、ちょっと生存の危機を覚えるような暑さでした
未来の世代に、この暑さを残すことになるのだとしたら、私たちは非常に罪深い世代です
もちろん、もっと前からあった蓄積の結果、今このように暑いのかもしれませんが、横ばいにすることなく、暑さを助長させてしまった罪は重いでしょう
では、私たちに一体何ができるのか。個人にできることは多分すごく些細なことしかないでしょう。そしてなかなか現実的には難しいものかもしれません
コロナで世界経済が一斉に停滞した時、CO2排出量が一気に減ったと言います。もちろん、それはやり過ぎかもしれませんが、限りない自分の欲望に終止符を打たなければならない時代になってきているかもしれません
つまり、あまりモノを買わないようにする時代と言いますか
ですが、そうなるとやはり経済が停滞して、コロナと同じ状況になってしまいます
環境と経済のバランスをどう取るか。そして、両立できるエネルギーの開発が待たれます
とかく、環境問題になると大人たちは口をつぐんでしまいます。それは私も含めて、いささかの罪悪感が自分自身にもあるからかもしれません
そして、議論したところでどうしようもない、という諦念があるようにも思います。誰が悪いわけでもありません
だからといって、議論を避けてもならない。悩ましいものです
個人的に、こんなに暑かった夏は初めてでした。これを忘れないように、ここに書かせていただきました
少なくとも私だけ見ても、地球を痛めつけているだけで、環境的に何の貢献もしておりません
本日はブログテーマと関係なく、なんだか説教くさいもので失礼しました・・・