職業作家への道

自分の文章で生活できるなんて素敵。普通の会社員が全力で小説家を目指します

Ewinの新しい折りたたみキーボード

もちろん認めたくはないのですが、私は嘘つきです 確かHHKBの記事で、キーボードの旅は終わったと書いたと記憶しますが、それでも私はまだキーボードを買い続けています なんでしたら、先日もマイクロソフトのキーボードのことを肌触りが良いという一点で買…

『地上に星座をつくる』石川直樹

ここのところ、あまり紙の本を買わなくなってきております いくつか理由があると思っていますが、電子書籍を抜きに語ることはできません 最近の書籍は、紙と電子を同時に発売します そこで私は苦悶してしまうのです 紙と電子のどちらを買うべきだろうか、と …

新人賞の選考過程について

ブログの趣旨に沿い、たまには選考について私が知っていることも書いてみることにいたします ただ、もちろん私も全て知っているわけではなく、これまで見聞きした話を元に書かせていただきます 最近は新人賞に応募する人がずいぶん増えてきました 大量に応募…

知らない土地を日帰りで歩いてみる

平日はサラリーマンをしておりますが、土日は少し時間ができるようになってきたので、少し遠いところに電車で行って散歩して帰る、ということをしてみることにしました 私の住んでいるところは、都会ではないのですが都心にも通勤圏内のようなところでありま…

原寮さんを偲んで

すでにご存じの方がほとんどだと思いますが、原寮さんが逝去されました 私は純文学志向ではありますが、それだけではなくノンフィクションにもミステリーにも歴史にも興味があります 純文学以外の分野で、私に強いインパクトを与えてくれたのが原寮さんでし…

防災用リュック

自ら言うことでもないのですが、私は防災意識があまり高くありません ですので、緊急の時に持ち出す一式などは、ほぼ準備しておりませんでした それは、私が本当に悲惨な地震にまだ遭遇したことがないということもあるかもしれません かの東日本大震災の時、…

マイクロソフトデザイナーコンパクトキーボードを買い直しました

みなさま、ご無沙汰しております 久しぶりの更新になってしまいました 今回のお話はガジェットになります これまでも、マイクロソフトデザイナーコンパクトキーボードについて、ぱらぱらと書かせていただいたことがあります その時は、非常に満足して使って…

また公募の3月末がやってきました

ご無沙汰してしまいすみません そこまで忙しかったというわけではないのですが、恒例の三月末日締切りの新人賞があったため、時間さえあれば執筆に時間を費やしておりました つい先日、ようやく脱稿して応募できたので、またブログへと戻ってきました 引き続…

おそるべきchatGPT(後編)

chatGPTが何に強くて何に弱いか、というお話を前回いたしました 個人的な所感ですが、現時点では歴史や文学など文系科目には弱く、数理には強いという印象を受けました chatGPTは今時点では理系のお方のような気がしました さて本題ですが、小説も書けるとい…

おそるべきchatGPT(前編)

よくAIが人類の仕事を奪うと言われたりしています 一方で、そんな簡単に人類の仕事は奪われないと言う人もいます 技術革新をしたらした分だけ、また人類は新しい仕事を見つけるだろう、と 私にはどちらが正しいか分かりません そして、そこまで興味も湧いて…

かつての仲間(後編)

前回からの続きです 学生時代、書店のアルバイトをしていた時の山田くんという人の話です 私が学生の頃は、就職浪人というのはよくありました どうしても行きたい会社があれば留年する人は珍しくなかったです そして、また一年が経ち、山田くんは大手の出版…

かつての仲間(前編)

私は大学生の頃、書店でアルバイトをしていました そのことは、これまでも当ブログでいくつか書かせていただいております その書店は3フロアで、各フロアに二人組で入ることになっていました ですので、ヒマな時は二人でいろいろと喋ったりできる楽しい環境…

『「君が代少年」を探して―台湾人と日本語教育』村上政彦

少し更新をさぼってしまいました・・・ 久しぶりの本の感想になります 昭和十(一九三五)年、日本の台湾統治時代に、台湾で大地震がありました そこで君が代を歌いながら死んでいった少年がいたという話が残っています 『「君が代少年」を探して―台湾人と日本…

あけましておめでとうございます

みなさま、あけましておめでとうございます このブログをはじめて、それなりの年月が経ちましたが、アクセス数はそれほど増えておりません もっと増やす努力をした方がいいとも思うのですが、なんかサボってしまい、思った時に思ったことを書くというペース…

Moftの新しい商品

MOFTの新しい製品を買いました 中国から出荷されるということで、納期にはかなり時間がかかりました しかも充電の製品は税関で厳しいチェックがあるようで、さらに時間がかかるということでした 私が注文したのは、下記の二つです スタンドパワーセットのス…

父のこと(その三)

前回からの続きです いよいよ松竹庵(仮名)に入っていきます 店は広くて、きれいに内装されていました 私もほぼ無関係とはいえ、少し緊張します 接客にきてくれた若い男性の店員さんが、まさかその女性の息子さんかもしれないとか、いろいろと考えてしまい…

父のこと(その二)

前回からの続きです 久しぶりの家族旅行は、とりあえず車で近くの海に行き、新鮮な魚介類を食べて近くの観光地に寄って帰ることになりました 運転は姉がしてくれることになりました かなり久しぶりの家族旅行でしたが、特に何か感慨に浸るわけでもなく、いつ…

父のこと(その一)

私の父は少し変わった人です(ちなみにまだ生きています) 基本的には、とてつもなく無口な人なのですが、自分の趣味のことになると機関銃のように喋り始めて、飽きたらまた黙ります 特に厳しいことを言うわけでもなく、何かを強制するわけでもなく、かとい…

尊師スタイルとは!?

以前、理想のキーボードとして、HHKBをご紹介させていただきました 打鍵感はあいかわらずピカ一なのですが、ノートパソコンしか持っていない私は、なかなかHHKBを常用することができずにいました iPhoneをスタンドに立てかけて使うことが多かったです ちなみ…

自選小説『ダンディー2』

『ダンディー2』 その店で働こうと思ったのは、お店から海が見えるからだった。 もともと、私が通っていた女子校には毎日バスで行っていたから、その時からこのお店のことは知っていた。 朝に座れることは滅多にないから、私は手すりにつかまるしかなかった…

『ここから世界が始まる』カポーティ

作家になる前、もしくは作家になりたての時、多くの人は長い文章は書けないと思います もちろん、これは一般論です とてつもない才能の方はそんなことはないのかもしれませんし、単に長くなるか短くなるかは気質の問題ということなのかもしれません ただ、私…

『何でも見てやろう』小田実

現在はもう2022年になっておりますが、それでも『何でも見てやろう』を今読む意義は大きいと感じました 先日のブログで『深夜特急』とは似ても似つかぬ作品と申しましたが、読後もやはりその感想は変わりませんでした それは、もう小田実と沢木耕太郎のお二…

飲みながら裁量について考えてみる

少し時間に空きがあったので、とある立ち飲み屋でビールとレモンサワーを飲んでいました このあと、夕食の予定があったので、おつまみは何も頼まなず、お酒だけを飲んでいました そこで飲みながらブログを書いているのですが、目の前にはとある中華弁当屋の…

『哲学の先生と人生の話をしよう』國分功一郎

前回のブログで、三冊の本を並行して読んでいるとご紹介させていただきました その中でご紹介した一冊を本日は読了したので、ご報告です 最初に読み終わったのは、『哲学の先生と人生の話をしよう』でした タイトル通りではありますが、哲学者である著者が3…

複数の本を平行して読む

つい先日まで暑くてクーラーをつけていましたが、本日からコタツが欲しいくらい急激に寒くなりました ということは、読書の秋がやってきたということになります なぜ秋なのか、私もよく知らないのですが、確かに四季を通して秋が最も本を読みやすいような気…

通勤ということ

私が元々作家を志したのは、文章を書くのが好きということが初めにありましたが、その他にも複合的な理由がありました その中の一つが、どんな場所でも仕事ができるというところです 現代では、どんな場所でも仕事ができるようになったと言いますが、ご存じ…

『転がる香港に苔は生えない』星野博美

かつて香港に行ったことがあります その頃すでに返還はされていて、街に何かが起こりそうな気配はありませんでした 確かに香港は賑やかで活発な、まるで生き物のような都市でしたが、私はどちらかと言えば、すこししっとりしたマカオに魅力を感じたものでし…

良い眺望の物件

みなさんはどのような家に住まれているでしょうか もしかしたら、海辺に住んでいて窓からは美しい海が見えるかもしれませんし、東京の夜景が一望できるところに住まれているかもしれません ですが、誰もがそのように恵まれた環境ではないと思います 私も自宅…

長旅に持って行きたいもの

コロナもそのうち収まりそうに思っていましたが、一向に収まる様子もありません むしろ、感染者数という意味では過去最高になっているということで、数年前にコロナが始まった時に誰が予想したでしょうか ただ、感染者数を数えることはあまり意味がないとい…

夏休み明けのひとびと

夏休みがどれほど退屈で全く楽しくないとしても、それが明けてしまって学校なり会社へ行く当日の朝は、ひどく憂鬱な気持ちになってしまうものです でも、それはなぜなのでしょうか 例えば、夏休みがあまり好きではない子供がいるとしましょう(やや考えにく…

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