職業作家への道

自分の文章で生活できるなんて素敵。普通の会社員が全力で小説家を目指します

写真を撮る人

普段、見知った街を散歩していても何か大きな発見があるわけではありません 何かを考えているような、何も考えていないような、自分でもよく分からない感覚で散歩をしています たまに、昔この場所はこんなビルなんか建ってなくて田んぼだらけだったんだろう…

予選が通らなくなっています

タイトル通りなのですが、最近は五賞の一次選考通過も難しくなってきています もともと私が小説を書き始めた頃は、一次予選も通過しませんでした 何本も送っていたのですが、自分の名前が紙面に載ることはありませんでした そして、ある時期から自覚的に一次…

サラリーマンの夏休み

今週、私は夏休みをとっております 久しぶりの長い休暇です 何をしようかと考えて、それなりの計画を立てますし、それなりに実行しますが、夏休み中に何かちょっとした成果を上げたことはなかったように記憶します では、夏休み以外の時にお前は何か成果を上…

『ティファニーで朝食を』トルーマン・カポーティ

皆さんは、同じ本を何度も読むタイプでしょうか それとも乱読と言いますか、手当たり次第読むタイプでしょうか 私は後者でありますが、前者の方に対して少し憧れがあります 私のような読み方の方が、確かにたくさんの本を読むことができるかもしれません で…

ポメラDM250をしばらく使ってみて

ポメラDM250を購入した日から、連日使いまくっております 以前、DM200からそれほど進化していないと書きましたが、少し訂正が必要です 確かに、何年も待って期待したほどの進化はしておりませんが、実際はほぼ完成品に近づいていることは事実です まず、ふた…

ポメラ DM250が届きました!

なんだかんだ言って、結局購入してしまいました そして、現在購入したDM250でこの記事を書いております ちなみに購入先はヨドバシカメラです 本来は白を買おうと思っていたのですが、発表その日に売り切れてしまったので、買えませんでした ただ、当日の夕方…

新型Pomera DM250が発表されました

みなさま、大変お待たせいたしましたとうとうポメラの新作が発表されましたその名もDM250です www.kingjim.co.jp ご存じの方も多いと思いますが、この数字には意味がありまして、DM10のように二桁の場合は、折りたたみを意味しますそして、桁数の数字も意味…

『死刑について』平野啓一郎

こちらは小説ではありません 岩波書店から出版されている評論のようなものになります そして、作家は平野啓一郎なのですが、私はこの作家の誠実さに心から敬意を表します 現代にも素晴らしい作家はたくさんいますが、日本全体そして未来のことを憂慮するスケ…

どこよりも分かりやすいKindle出版の方法3_表紙の作り方

では、いよいよ表紙をつくってみましょう 著名な作家さんでしたら、名前だけで検索されてヒットして購入されるという運びになりますが、無名な私ではなかなかそういうわけにもいきません では、無名の人がKindle出版して、買ってもらうためにはどのような工…

どこよりも分かりやすいKindle出版の方法2_コンテンツの作り方

Amazonデスクトップパブリッシングで登録する流れは前回ご説明させていただきました では、そこで書籍情報などを入力する前に、コンテンツをどのように作るのか、というお話をさせていただきます これまではepubのようなファイルに変換するなど極めて面倒な…

どこよりも分かりやすいKindle出版の方法1_全体的な流れ

前回は、私が出版したKindle本をご紹介して、簡単に作れたというお話をさせていただきました。 ではどのようにすれば出版できるか、さっそく全体の流れを見てみましょう! ****************** 1. AmazonのKDPサイトへ行く セルフ出版 | Amazon Kindle ダイレ…

『君の名残を』浅倉卓弥

私はあまり時代劇を読めていないのですが、思わぬところで時代劇を読むことになりました 『君の名残を』という本です 『四日間の奇蹟 (宝島社文庫)』を読んだ時から浅倉卓弥という著者は、そうとうな力技を持っていると感じていました 宝島の、このミスがす…

自選小説『ダンディー』

『ダンディー』 そこは、海沿いにある観光地だった。 海岸沿いの道路には二階建ての建物が並んでいて、一階部分は様々な店舗になっていた。 マリンスポーツ、イタリアンレストラン、コンビニエンスストア、釣具屋、居酒屋、結婚式場、あらゆる店がそろってい…

アイデアから小説へ

3月末の応募も終わり、会社の方の仕事が忙しくなり、しばらくは執筆があまりできない生活が続いていました それでも、合間に少しずつ短編を書いていました 普段からスキを見ては、小説になりそうなことを探しているので、それらしいアイデアのストックはたま…

『猫を棄てる』村上春樹

最初に村上春樹を読んだのは高校生の時でした それまでは、赤川次郎のような推理小説か、国語の本に載っているような文学しか読んだことがなかったので、彼の作品は衝撃的でした 記憶はおぼろげですが、最初に読んだのは『羊をめぐる冒険』だったように思い…

『黄昏』DVD

私の身に何があったわけでもないのですが、久しぶりの更新ですみません 本日は映画の感想になります 最近の映画はCGの技術がとてつもなく進歩しています 例えば映画のハリーポッターシリーズでも、初期と後期ではCGの美しさがかなり異なっていることが分かり…

『作家の履歴書』

このブログを読んでくださっている方は、職業作家を志しているのか、それともそれとは関係なく訪れてくださっているのか、私は存じておりません このブログでは、本の感想のようなものを書いていたり、ガジェット関係のことを書くこともあるので、作家になり…

今年も3月末締切の季節がきました

先日のブログはすみません ちょっと言わずにはおれなくなって、衝動的に書いてアップしてしまいました ですが、我ながら言葉にすると青臭いので、英語で書くことにしました (そうしたら、少し羞恥心がなくなるので・・・) 呼びかけたい対象も外国人だった…

To Russian president and presidents of other countries

To Russian president and presidents of other countries Please imagine when you were child age. I believe you had some dream and some rebelious spirit for all adults. So you promised with yourself you will create another world for well livi…

『世界青春放浪記』ピーター・フランクル

世界を旅して生きていきたいという願望が私には昔からありました わずかでも構わないから好きな事で収入を得て旅ができたらな、と 厚かましい話ではありますが、そんな生活に憧れていました 今も憧れているものの、ちょっと叶わぬ夢と化してきています もし…

HHKBについて、もう少しだけ

HHKBキーボードが素晴らしいということは、先日のブログで書かせていただきました towriter.hatenablog.com ですが、もう少しだけ、いろいろと書いてみたくなったので、お付き合いいただければと思います かれこれ一か月ほど、このHHKBキーボードを使ってき…

美術館再訪

前にも書かせていただきましたが、私は昨年のある時期に転職をしました その転職休暇の時に、たまたまよい美術館を見つけました あれからもう半年以上が経ち、再訪することになりました あの時、私は転職前の有給休暇を活かして、電動自転車に乗って自宅近く…

『旅の終わりの音楽』エリック・フォスネス・ハンセン

タイタニックという映画がかつて流行りました 私も見たことがありますが、心に残る作品でした 今でも、冒頭のおばあさんのシーンは覚えています そこからタイタニック沈没の記憶を呼び起こすという構成でした ところで、同じタイタニックの話でも、とてつも…

『ドナウよ、静かに流れよ』大崎善生

私が大崎善生を読むきっかけになったのは、彼が将棋の奨励会にまつわるノンフィクションを書いていたからでした 私は将棋が好きですが、ひどく弱いです ですから、棋士たちの頭脳のとてつもなさに、尊敬の念をいだいています ですから、棋士のノンフィクショ…

HHKB Professional HYBRID Type-Sを買いました

あけましておめでとうございます 大変遅いご挨拶になってしまい恐縮です 特に何かあったわけではないのではありません お仕事が忙しくなったり、2022年3月末に向けた執筆だったりとで少しさぼってしまいました ところで、私がHHKB Hybrid type-sキーボ…

スターバックス リザーブにて(後編)

「お飲みいただく場所は、どちらでも構いませんが、どうされますか?」 「そうですね・・・」と言いながらも、私はこの場所から離れて一人になりたい気持ちを抑えることはできません 「では、あっちの席で飲ませていただきます」 「それでは、お持ちいたしま…

スターバックス リザーブにて(前編)

少し前に姪から誕生日プレゼントということでスターバックスのデジタル券をもらいました 私はあまりスターバックスに行くことはありません 理由は色々あるのですが、いつ通っても混んでいるからだと思います そういった背景から、以前別の方にもらったスター…

『玩具修理者』小林泰三

私はあまりホラー小説が得意な方ではありません 怖いのが嫌いというわけではないのですが、何か特殊な気分の時でなくては手に取らないです 数年に一度くらいは、真っ黒なカバーの角川ホラー文庫をチェックしたりすることもあります かなり前から友人から強く…

MX Keys miniを購入しました

私は普段テレワークをしているのですが、メインで使っているのは、KX800 MX KEYS です 私が使ってきたキーボードで打ち心地が最もよかったのは、まさしくこのキーボードでした ですので、一番使用する時間が長く据え置きとして使うキーボードとして使用して…

『雍正帝―中国の独裁君主』宮崎市定

マイナーな部類に入るかもしれませんが、中公文庫というのは、質の高い本を長期的に提供してくれる、私の好きなシリーズです なんとはなしに、中公文庫の方へ行ってしまうという方はそれなりにいらっしゃるように思います そういう方でしたら、なんとなく宮…

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