職業作家への道

自分の文章で生活できるなんて素敵。普通の会社員が全力で小説家を目指します

転職休暇の開始

 

 

昨日で(とはいってもブログをアップする日にちとはタイムラグがありますが、、、)長く働いてきた会社を辞めて、本日より有給休暇となります

 

そしてしばらくしてから新しい会社へ出社することになります

 

有給休暇自体は40日ほどあったので、もっと取れたのですが、引き継ぎの問題などいろいろあって数週間のみ取得となりました

 

当初は有給をまるまる取りたかったなぁと思いましたが、最後にもめるのも本意ではないので、それはやむなしということにしました

 

昨日、最終日を終えたわけですが、あれほどうんざりしていた職場にも関わらず、最後は皆さんとの別れを名残惜しく感じたのは不思議でした

 

もっと、晴れやかな気持ちになると思っていましたが、そこまでさっぱりしませんでした

 

もしかしたら、期限が完全に定められている定年退職者ですら、退職するときはそこまで晴れやかな気持ちにはならないのかもしれません

 

特に長く勤めていれば勤めているほど、別れは名残惜しくなるもののように思います

これが長年連れ添った夫婦の別れ(例えば死別など)でしたら、その空白感は想像に難くありません

 

私はこの休暇がはじまる記念すべき初日を、どう過ごそうかと思案していました

 

いろいろやりたいことはあったのですが、いきなり大きなイベントを持ってくるわけにもいかないので、近隣の行きたかった場所をまわることにしました(電動アシスト自転車で・・・)

 

前から興味のあった歴史の古いお寺にいき、神社にいき、古墳に行ったりしました

 

平日をここまで伸び伸びと過ごせるのは、ずいぶん昔のことでした

 

もちろん、平日に有給休暇をとったこともありますが、いつも携帯に仕事のメールがたくさん届いて、たまって対応が迫られたりして落ち着いて過ごせないことが多かったです

 

ですが、この日はほとんどメールが届きません

 

もちろん、いくばくかは届くのですが、基本的にもう私が対応する必要はなくなっているのです

 

スマートフォンを意識することなくサイクリングができました(とはいえ、方向音痴なので地図アプリは見まくったわけですが・・・)

 

現在、途中で見つけた、とある美術館のふかふかした椅子でこれを書いています

 

美術館の常設展のみ見ました

 

企画展は800円もしますし、内容もそこまで興味を抱けなかったので

 

本当はあまりこういうところをケチるべきではないとも思いますが、もう少し興味のある企画の時に再訪したいと思います

 

ところで、この美術館はそれなりの都会に立っているわけですが、ほとんどお客さんがいません

 

受付の女性にお金を払って、中に入ると私以外のお客さんは一人もいません

 

ですが、だだっ広い室内に、案内人らしき女性が端と端に一人ずつ座っています

 

何をしているのだろうと思っていると、私が絵を見ていると話しかけて解説をしてくれました

 

売店にも数人、総合受付に一人、お土産物屋に数人、図書館には一人、と係の人はいますが、お客さんの姿はほとんど見ません

 

瞬間的にはお客さんよりも施設の人の方が多いような気がしました

 

いえ、ここで私は何も人件費の無駄だとかそんな無粋なことを言うつもりはございません

 

ただ、こんな静かでいい雰囲気の場所でぼんやりと思索に耽りながら過ごせる職場っていいなぁ、、、なんて考えてしまいました

 

さて翌日からもしばらく休みです

 

こんな風に過ごせることは滅多にないので、やりたいようにやってみます!

 

 

ちなみに、この美術館では、スマートフォンBluetoothキーボードで書いているわけですが、キーボードはこちらになります(また新しいものを買ってしまっております・・・)打ち心地はすごくいいですし、スペースの両サイドにMacみたいな変換キーが付いているので、Macの変換に慣れている人にはお勧めです。ただし、iPad mini5ではBluetooth認識してくれなかったので、ご注意ください。iPhone12は大丈夫でしたが個体差があるかもしれません

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