職業作家への道

自分の文章で生活できるなんて素敵。普通の会社員が全力で小説家を目指します

生活がテレワークに変わってから

 

 

みなさん、おはようございます

 

以前、書かせていただいたかもしれませんが、私は基本的にこのブログを月、水、金に更新しております

 

だいたい更新する時間は朝です

 

どうでもいい情報だとは思いますが、基本的に書き溜めておいて、月、水、金の朝に公開するという風にしています

 

こういったことができるのも、仕事がテレワークになったからです

 

そもそも、ブログ自体もテレワークになっていなければ、はじめていなかったかもしれません

 

通勤時間がなくなったので、せっかくならということで何か新しいことをしてみようと思いました

 

そして、そろそろこの生活をして、9か月が経ちます

 

人によっては、以前の出社スタイルに戻ったり、週に数回は会社に行ったり、ずっと全く変わらないだとか、様々だとは思います

 

私のように完全にテレワークになった人の方が少数なのかもしれません

 

前置きが長くなりましたが、本日は改めて、この完全テレワーク生活に移行して、どのような心境の変化があったか、職業作家志望者的観点から整理してみたいと思います

 

なぜ私が作家になりたいと思ったかといえば、シンプルに物語を書くと充実感を覚える、というのがあるのですが、次に大きいのが、「いついかなる場所でも仕事ができる」ということです

 

通常の会社なりで働くと、必ず出社というのが付き物になります。ですが、作家というのは沖縄でも北海道でも、ベンチでもやろうと思えば働くことができます。そういった柔軟さに強い憧れを感じました

 

そういう意味では、このテレワークというものは、スタイルだけ見ると完全な作家的生活なのであります

 

私はコロナのずいぶん前から、執筆用の机と椅子を用意しておりました。いつでも職業作家としてスタートできるようにするためでした

 

ところが、期せずしてコロナのテレワーク用として、大活躍してしまっています

 

これらのおかげで何も慌てることなく、テレワークをスタートすることができました

 

作家はパソコンと机と椅子があれば、どこでも執筆ができますが、考えてみればテレワークも全く同じ道具があれば問題ありません

 

それにより、私の心境に一つの変化が生まれました

 

”職業作家的生活を疑似体験できてしまったため、作家的生活に対する憧憬が少しうすれてしまった”ということです

 

今私は自室でパソコンを叩いて毎日働いておりますが、デビューしたとしても書く内容が小説に変わるだけで、職業作家になれたとしても、ありがたみは減少します

 

その変化が大きいんじゃないか、と言われるかもしれませんが、まさしくその通りです

 

ですが、ぜいたくなようですが、私はデビューと同時に自宅で仕事をするという解放感を得たかったのであります

 

通勤なんてしなくていい生活、というのも作家への大きな動機になっていたので、すでに一つ達成してしまっていて、これは私にとっては危機的な状況です(かといって、会社に出社したいわけではございませんが、、、)

 

次に、想像力の減少が起きています。外へ出ることが極端に減ったことにより、景色を見なくなります。体を動かさなくなります。人を見なくなります。人と話さなくなります

 

こういったことが起きると、突如浮かんでいたようなアイデアがほとんど浮かばなくなってしまいます

 

イデアというのは、全く異なるもの同士が重なって生まれてくるもののようです

 

例えば、何か生活で息詰まっていても、電車を待っているサラリーマンの大あくびを見て、なんか悩んでいたことがどうでもよくなってきちゃった、のような

 

人との関わりですとか、光景ですとか、自分の動きによって、今頭で考えているものとの融合なり摩擦が生じて、アイデアへとつながっているようです

 

なので、この完全在宅ワークというのは、物語を創っていく上ではやや不利な側面があります

 

ただし、本当の職業作家になれば、ずっと自宅で執筆ばかりの毎日になると思うので、外出しなくてもアイデアが枯渇しないように、きちんと対策を立ててやっていかなければならないと思います

 

ただし、コロナが収まっていれば、職業作家でしたらもっと自由に動き回ることができるようになるのかもしれません

 

というのが、私の今の心境になります。個人的な結論を言うと、職業作家を目指す人にとって、完全テレワークというのは、やや不利に働くということになりそうです

 

ですが、通勤時間がなくなったことで時間を最大限使って書きまくる、ということは可能なので、人によっては最高の恩恵になることもあると思います

 

というわけで、今まで書いたこととは無関係の結論になりますが、どんな環境であろうが受け入れて粛々と執筆するしかない、ということにしたいと思います

 

 

憧れの作家生活+マラソン。ですが、そういう毎日を送りながら起伏に富んだ物語を生み出すというのは相当タフなのだろうと、テレワークをして思いました。好む好まざるにかかわらず。それ以上でも以下でもなく。やれやれ(ファンの方、どうかご勘弁を)

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