職業作家への道

自分の文章で生活できるなんて素敵。普通の会社員が全力で小説家を目指します

執筆と仕事の両立(前編)

 

 

最初、タイトルを書くときに、「仕事と執筆の両立」と書いてしまいましたが、書き直しました

 

どんな場合でも、執筆を最優先にすべしということで、執筆を頭に持ってきました

 

この辺りは些細ながらも私は少々こだわっているようです・・・

 

多くの人は執筆したいという願望を持ちつつも、それとは別にお仕事をお持ちだと思います

 

そのお仕事が大変な状況の時は、頭のリソースの大半が仕事に取られてしまい、あまり執筆にも集中できなくなったりするかもしれません

 

私は小心者なので、自分のそういうところを理解しており、なるべく精神的な負担の少ない仕事をしようとしていました

 

職業作家を志す方の多くは、おそらく私に似たような心理で、執筆以外のことで頭を悩ませないために楽な仕事に就こうと考えられたことが一度くらいはあるのではないでしょうか

 

ですが、楽な仕事を上手に探すのは難しく、それほど忙しくなくて悪くないと思って入った職場も月日が経つうちに、それなりの業務を任されるようになり、執筆のことばかり考えるわけにはいかなくなります

 

もしくは、あまり業務にどっぷりと浸からないために、適度に手を抜いたり職を変えることで、普段の生活が安定しなくなり、逆に執筆に集中できなくなることもあるかもしれません

 

私が何を言いたいかと言えば、執筆と仕事を上手に両立させるのは神がかり的に難しいということです

 

ですので、社会人になっても執筆をされている方というのは、どんな人でもそれなりにタフな状況に置かれていると思います

 

前置きが長くなりましたが、そういう状況の中で重要なのは、いかに執筆の時間を能動的に設けるかということになります

 

仕事をしていると、執筆のための長い時間を作ることはできないので、ちょっとした空き時間をいかに有効活用するかに尽きます

 

では、働きながら、どの時間帯にチャンスがあるのでしょうか。それが本題です

 

全ての社会人が同じルーチンでやっているわけではないので、当てはまらない場合も往々にしてあると思います

 

ですので、あくまで参考としてご覧ください

 

・出社前:おそらくは集中力という観点では、この時間が最も集中できるでしょう。特に朝方の人はこの時間を狙わない手はありません。自宅と会社の途中に適切な場所さえ見つかればしめたものです。なるべく会社に近い場所がいいです。そして、出社するギリギリまで執筆をするのです。ただし、注意すべくはその日の仕事が憂鬱であれば、ややその重い気持ちに引っ張られて気乗りしない可能性があります。私の場合は仕事が嫌いすぎて、この出社前の時間帯の執筆は基本的にできません

 

・昼食時:ここは最大のチャンスです。そのためには昼食に費やす時間をいかに削るかが勝負です。誰かと一緒にランチへ行く習慣のある人は直ちに止めるべきです。どの職場でもランチは一人になるように努力してください。例えば12時から昼休憩の方は、11時50分の段階で、おにぎりでもサンドイッチでもソイジョイでもいいので、食べはじめて10分後に食べ終わるようにしてください。そしてスマホとキーボードを、ポケットもしくは小さな鞄などに忍ばせて外へ出ます。職場から最も近い執筆環境はどこでしょうか。喫茶店?図書館?公園のベンチ?オフィス内のひっそりしたエリア?まずはそういう場所を見つけて、Bluetoothキーボードを広げて、スマホで執筆をするのです。これも毎日続ければ一ヶ月後にはそれなりのボリュームになっています。実際私もこの時間をかなり有効活用しました

 

ここまでは午前中に狙える時間帯です。次回は午後から続きをはじめたいと思います

 

 

ちなみに、この本は一冊の作品で文学理論をまとめようとする画期的な書籍です。しかも新書なのでお安いですね

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