このような表題で文章を書き始めてしまいましたが、正直に言って私が聞きたいくらいです
はっきり言って、私はタイトル付けがめちゃくちゃへたです
自分でも驚くくらいにイマイチです
(じゃあ、内容はレベルが高いんだろうな?というご指摘はお控えください)
タイトル付けについていえば、すごくうまい人がいます
ふと思いついたのは、角田光代さんは上手なような気がします
あと、インパクトという観点では『人のセックスを笑うな (河出文庫)』はすごいなぁと思いました。実は私はなんか買うのが恥ずかしくて読めていないのですが、衝撃的なタイトルした
ちなみに『君の膵臓をたべたい (双葉文庫)』もタイトルのインパクトがあって売れたものの一つかもしれません
そもそも考えてみれば、よいタイトルとはどういうものでしょうか
インパクトがある、というのは一つの要素かもしれません
他にもインパクトがあると言えば、次のものが思い浮かびました
『インドなんて二度と行くか!ボケ!!―…でもまた行きたいかも』
瞬時に思いついただけなので、もっと良い例があるかもしれませんがが、すごくインパクトがあります。(両方とも読みましたが、面白かったです)
ですが、じゃあ、こういうタイトルを自分の作品にも付けよう!という気分にもならないのも事実です
では、こういうのはいかがでしょうか
心に、ぐさっときます。そして読む前から重厚で重い話だと予測できます(これもまた素晴らしい小説です)
では、こういうのはいかがでしょうか
『ドグラ・マグラ』
タイトルだけではどんな内容か分からないけれども、なんとなく響きはいい・・・(前者はタイトルと中身が一致しているような気がします。後者は、えーと、、、)
あとは、こんなものも浮かびました
単にちょっと長めのタイトルというだけです
最近はタイトルが長くなっている傾向があるように思いました。これは昨今のインパクト重視の傾向からくるものかもしれません(この二つの作品は、そういう意図はなかったように思いますが)
これらを踏まえた上で、よいタイトルというのはどのようなものでしょうか
別の言い方をすれば、どのような条件を満たせば、よいタイトルと呼んでいいのでしょうか
あまり仰々しいものは品がなくなりますが、ある程度のインパクトは必要です
むしろ、商業的には下品でもいいからインパクトさえあればいいと言う人もいらっしゃるかもしれません
次に必要なのは、内容と一致しているタイトルということだと私は考えます
読み手としても、中身を読みながらタイトルの意味が理解できた時などは、ついつい膝を打ちたくなります
これは成功したタイトルの例だと思います
では、どのようにしたら、よいタイトルを生み出すことができるのか
私が知りたいことですが、自ら考えてみたいと思います
うーん、やっぱり角田さんはタイトルがお上手に思えます