職業作家への道

自分の文章で生活できるなんて素敵。普通の会社員が全力で小説家を目指します

最終候補に残ったときの注意点(前編)

 

 

新年もしばらく経ちましたが、みなさまは平常に戻られましたでしょうか

 

私はまだぼんやりしていて、新年のやる気はみなぎっておりません(ただしそれは仕事のことです)

 

さて、本日ですが、もしかしたら、これまでの内容と一部重複するところがあるかもしれませんが、その際はご容赦ください

 

最終候補に残ると、いくつか注意点があります

 

そのうちの一つが、「最終候補の連絡をもらってから受賞の発表があるまで、近しい人にしか言わないでください」というものです

 

これは、SNSなどにアップしないということを意味します

 

実際、「ブログとかやってませんよね。今回最終選考に残ったことを、ブログとかツイッターにアップしないでくださいね」と言われました

 

もちろん、私はこれを守りました(当時はブログもやってないですし、ブログ以外は今もやってないですし)

 

他の応募者もそれは守っているようでした。最終選考の結果が出てからアップしている人はいたようです

 

次の注意点は、最終選考に残ってから書き直しはできるのですが、その起源が短いということです

 

各賞によっても違うと思いますが、おそらく2週間前後ではないでしょうか

 

働いている人にとっては、なかなか苦しい期間かもしれません

 

ただし、書き直しと言っても、誤字脱字や表現のおかしさ、あとは文中での整合性を指摘されるのみなので、大きく修正する必要はありません

 

整合性というのは具体的には、例えば、前半は都会出身だったのに、後半では出身地が田舎になってしまっている、のようなものです

 

言葉の間違いや「てにをは」は、プリントアウトされた作品に赤ペンを入れてくれているので、それを持ち帰ってパソコン上のファイルを修正していくことになります。そして完成したら、出版社の方にメールで送付します

 

場合によっては、もう少し大きな変更を要求されることがあります

 

が、具体的なアドバイスはしてくれないような気がします

 

「前半部分は少し薄いので、もう少し手厚く書き直してもらえますか?」のような指摘です。これは、それなりにプレッシャーを感じることになります。ですが、自分の力に期待してくれているような気がして、燃えることもあるでしょう

 

いずれにしても、普段はサラリーマンとして働いている人からすると、書き直しの期限が少し短いと感じるかもしれませんが、そこまで無茶なことは言われません

 

では、もし大幅に変えたいという本人の希望があれば、それは叶えられるのでしょうか

 

もちろん、ケースによって異なるとは思いますが、答えとしてはNoかもしれません。これは私が実際に確認した結果ですが、出版社の人としては、「この内容で最終選考に残っているので、あまり大きく変えてしまうと選考してきた意味がなくなってしまう」とのことです

 

というわけで、応募した後に「ここを大きく変えたい」と思っても、それは叶えられない可能性があります

 

出版社の人から言われる注意点は、それくらいなので、特に難しいことはありません

 

問題は落選した後なのですが、それはまた次回にしてみたいと思います

 

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