職業作家への道

自分の文章で生活できるなんて素敵。普通の会社員が全力で小説家を目指します

『7年ごとの記録』NHK

 

 

7年ごとの記録

 

これを聞いてピンときた人もいらっしゃるかもしれません

 

NHKの番組名です

 

これがまたなんともスケールの大きい企画で、ランダムに選ばれた10人程度の子たちを7年ごとに追うというドキュメンタリーです

 

何を言っているかというと、この番組は7年ごとにしか放送されません

 

最初から見れているわけではありませんが、前回と前々回を私は見ています

 

ちなみに前回の放映は、私の記憶では2013年・・・

 

そして今年は2020年・・・

 

そうなんです。今年は放映の年のはずです!!!

 

滑稽に聞こえるかもしれませんが、私は7年前から楽しみにしていました(日々、ものすごくヒマしている、というわけではありませんよ・・・)

 

彼ら彼女らは7年前に28歳でした。今回の放送では35歳になっているはずです

 

多くの人は学生時代を抜けて、仕事と格闘しながら必死に生活していました。挫折した人もいましたし、目標の職業につけた人もいます。子供が生まれた人もいました

 

最初からは見ていないものの、彼らの7歳からの映像からスタートしてくれるので、最新のから見ても分かるような構成になっています

 

そういう意味では、私にとっては同窓会の気分というか、出ている方々の成長を、親戚を見るかのように感じてしまうのです

 

ですので、例えば2017年の時にそろそろかなと思っていたら、まだ三年後か、、、なんてことを毎年のように繰り返してきました

 

ですが、、、7年経ったのに、、、NHKからは何の発表もありません

 

突如やるのでしょうか

 

それとも、コロナの影響などもあり撮影が遅れているのでしょうか

 

それとも、みんな撮影拒否するようになって、まともな尺が取れなくなってしまったのでしょうか

 

一人で勝手にモヤモヤしながら過ごしています

 

もし仮に、今年何ごともなく放映されなかったら、私の気持ちはどうなるのでしょうか

 

2021年になり、2022年が過ぎ、2027年くらいにこう思うのかもしれません

 

「ああ、あの2013年の放送が最終回だったんだなぁ。みんな元気にしてるのかなぁ」

 

そして2034年くらいに、こう思うんじゃないでしょうか

 

「まさか本当にこのまま何の予告もなく、終わらせてしまう気なのか」

 

とまあ、これは大袈裟に言っておりますが、私が一番好きなテレビ番組なのです

 

なぜ、そんなに好きか?

 

実は、この番組を見ていると創作意欲がとてつもなく湧き出るのです

 

文學界新人賞の二次予選を通過した作品もある人物にインスピレーションを感じてできた作品です(もちろん、全然違う話です)

 

特に変わった人物が出てくるわけではありません。本当に普通の人たちです。農家、スチュワーデス、アルバイト、介護士、などなど

 

にもかかわらず、この番組が特別なのはこの7年の空白、というところにあるのかもしれません

 

この7年間どうでした?という切り口で聞いたりもするのですが、当然ながらその間の映像はありません。7年前と今だけです

 

そういう、写真の切り抜きのような示し方をされると、私の脳みそが空白を勝手にぐんぐん埋めようとします

 

そういう働きが、インスピレーションにつながっているのかもしれません

 

あとは、執筆と関係なく一人、気になる人物がいるのです。その女性は北海道の東部にある古びた旅館で清掃のアルバイトをしています。彼女の祖父は北方領土出身の人だったように記憶します

 

他の方に比べて、この方の人生がどう変遷していくのか想像が難しかったです

 

何かのきっかけで大きく変わっていきそうな、そんな跳躍がありそうに感じました

 

さて、今年はいよいよ放送されるのでしょうか。もう三ヶ月を切りましたが、楽しみにしています!!!

 

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いや、この本は特に7年ごとの記録と関係はないのですけどね。。。ただ何か関連ある書籍でもご紹介しようと思ったら、ふとこの本が思い浮かびました。ポール・オースターの方もおすすめです 

 

 

 

 

 

 

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