職業作家への道

自分の文章で生活できるなんて素敵。普通の会社員が全力で小説家を目指します

2021-01-01から1ヶ月間の記事一覧

作品の着手から完成まで(その1)

人はどのように作品を作り上げるのでしょうか プロの方も含めて、創作過程をオープンにしている方もいらっしゃいますが、作品が生まれる最初から最後まで解説しているものは、あまり多くないように思います。わたしが知らないだけでしたらすみません プロに…

お酒との適度な関係性

かつては酒豪の作家というのはたくさんいたように思います お酒を飲んでこそゲイジュツカだ、といわんばかりの風潮は昭和の中期くらいまではあったように見えます (私はその時代に生きたわけではないので、本当は知らないわけですが、、、) それはそれで、…

三月末が締め切りの賞(すばる・新潮・文藝)

今年も明けて、しばらく経ちました 思えば暗い幕開けでしたが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか コロナで時間ができるようになった方もいれば、逆に忙しくなったという人もいるかと思います ですが、純文学系の職業作家を志す者としては、非常に忙しいのが…

『痴人の愛』谷崎潤一郎

最初に読んだ文学の記憶を皆さんはお持ちでしょうか 私の場合は両親の本棚にあった武者小路実篤の『棘まで美し』でした 中学生の時に何か両親に怒られて、嫌になって自室にこもった時にあまりに暇だから、隣の納戸にあった両親の書庫から適当に本を引っ張り…

作家にとっての外国語(英語上達法?)

外国語が堪能な作家というのを散見します 芥川龍之介、大江健三郎、村上春樹、池澤夏樹などなど。私が知らないだけで他にもたくさんいるのかもしれません 他の言語を学ぶことで日本語の表現力が増えるという話も聞いたことがあります ちなみに私が敬愛するジ…

『ロシアとソ連邦』外川継男

突然こんなことを言ってしまうと怒られるかもしれませんが、講談社学術文庫は非常にためになるものの、内容が難解すぎて読み切るのが難しいものも多いです 文庫なのに学術と名付けられたその宿命からも、やむをえないのかもしれません。あくまで学術なのです…

最終候補に残ったときの注意点(後編)

前回は、最終選考に残ったときから受賞までの注意点を書かせていただきました 今回は、落選したあとの注意点を書いてみたいと思います 最終選考の日の夕方、出版社の人から電話がかかってきます それについては、以前下記に書かせていただきました towriter…

最終候補に残ったときの注意点(前編)

新年もしばらく経ちましたが、みなさまは平常に戻られましたでしょうか 私はまだぼんやりしていて、新年のやる気はみなぎっておりません(ただしそれは仕事のことです) さて、本日ですが、もしかしたら、これまでの内容と一部重複するところがあるかもしれ…

『乞食の子』頼東進

これは台湾の話です それほど昔の話ではないですが、かなり厳しい幼少時代を送った方の自伝です 彼は乞食ゆえに犬のエサや道に落ちているものを食べていました 乞食というのは、なかなかタフな暮らしで、ただですら少ない金までも他の乞食にむしり取られてい…

『7年ごとの記録 35歳になりました』を見ました

先日放送された『7年ごとの記録 35歳になりました』を見たので、感想を書いてみたいと思います 録画をしていたので何度か繰り返して見ました 私が気になっていた北方領土出身の祖父を持つ女性も無事に35歳になっていました 話すのがあまり得意ではない…

あけましておめでとうございます

あけましておめでとうございます 本年もよろしくお願いいたします いよいよ2021年が始まったわけですけれども、どのように年をお越しになられたでしょうか ちなみに私は、自宅でだらだらとしているのみで、旅行にも外食にも行かず、コロナ下においてはき…

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