前も書いたかもしれませんが、私はVaio Type pというパソコンが人生で最も好きでした
8インチでお尻のポケットに入るという衝撃的なパソコンで、トラックポイントも付いている横長のパソコンでした
五年くらい使っているうちに、さすがにパフォーマンスの悪さが気になり、それからあまり使わなくなりました
ですが、別のパソコンを使いながらも、そのコンパクトさやキータッチの良さ、外観の美しさを思い出さずにはいられませんでした
現に、私は使わなくなったパソコンはすぐに売却するのですが、Vaio Type pだけは未だに持っています
そして時は経ち、ひっそりとうり二つと言わんばかりの端末が登場しています
それがPomera DM250というわけです
サイズ感やキー配列はほとんど同じです
ネットワークにはつながりませんが、バッテリーの持ちはVaio type pを遙かに超えていて、タイピングだけであれば、Pomera DM250に軍配が上がります
オフラインで使いたい辞書も付いていますし、何か調べ物をしたいのであれば、スマホでブラウジングすればいいだけです
重さもVaio Type pの重い方のバッテリーよりDM250の方が軽いです
ポメラは制限文字数はあるものの、DM250でしたら20万字までなので、原稿用紙にして500枚までいけるので問題ありません
少なくとも目的が小説ということであれば、スマホにPomera DM250があれば後は何も要りません
強いて言うならば、かつてDM100の時にあったようなCSVの機能があればありがたかったです
というのも、執筆には登場人物の年表だったり、プロットだったりと、情報を整理したくなる場面が多々あるからです
とはいえ、エクセルのような形式でなければ書けないわけでもないので、そこまで大きな支障があるわけでもありません
ですので、最大のライバルはパソコンなのかもしれません
今では本当に軽いパソコンでしたらムサシなどといって、634gのパソコンも出てきています
その重量でしたらDM250とほとんど変わりません
ですが、超軽量PCではバッテリーは一日どころか半日も持たないと思われます
ポメラでしたら、丸一日くらいであれば確実に持ちます
ネットワークにつながらないからポメラは良いという意見はありますが、すでに誰もがスマホを持っているので、ネットワークにつなぎたい人はスマホを見るだけのようにように思います
ただし、ブログを書く人にポメラは物足りないのも事実です
文章だけではなく、写真をはったり、HTMLを駆使したりするので、やはりパソコンでやる方が効率はいいです
前に比べてデータの転送も楽になったとはいえ、後工程がたくさんあるのであれば、最初からパソコンでやった方がいいかもしれません
ですが、小説のように文章だけでしたら、ポメラほどうってつけな端末は存在しないような気がします
いろいろな場所に連れて行って、たくさん文章を書きたくなるようなガジェットです
私が持っているのは黒ですが、白かクリスタルを買っておけば良かったという気持ちはあります。黒は黒で悪くない色なのですが、プレミア感はありません。白とかクリスタルを持っている人がうらやましいです・・・